野次馬

昨夜、国道を隔てたすぐ近くのファミレスが火事
のサイレンが聞こえたので、２Ｆのパパの部屋から外を見たら、モクモクと高く煙が見えるではないか
リビングにいたパパとmiuに『火事煙がすごいわよ！』
行かねば　
家を飛び出した
ファミレスが燃えている

ファミレスの駐車場には、店内から逃げてきた人々が燃えさかる店を眺めていた。
私は、デジカメを取りに家に。
玄関が閉まっている
げっ！タッチキーを置いてきてしまった
しかもも持たずに、飛び出してしまったのだ
我が家はリフォーム中で、玄関にはドアホンがまだついていないのだ。
玄関のドアーの前で『パパ○さーーーん！（パパの名前）』リビングにいるはずなのに・・・返事がない。
更に『○さーーん！開けてぇーー』
ノンキな声で『どうしたの？』
『だから！すごく燃えているのよ！デジカメ取りにきたのっ！』
『パパ、見に行かないの？！』
火を見るとアドレナリンがバンバン出るタチの私とは違って『う～ん・・短パンだし』
そんな事はどうでもいいのに・・・と思いながら、デジカメを掴んでまた飛び出した
すでに野次馬がたくさん集まっていた。
がサイレンを鳴らして何台も来た。
やも。
近所の仲良しの仲間たちもいた。
『○さんは？』パパの事を聞かれた。
『○さんは、短パンだからどうしようかなって躊躇していたから、置いてきたのよ』
見たらパパの仲間は、ほとんど短パンだった

放水が、なかなか始まらない。
みんなで『何で早く消火しないのかしら』
いつの間にかパパがmiuを抱っこして、仲間との話をしながら火事を見ていた。
パパは朝からに行っていて、夕方帰ってきたのだ。
そこのゴルフ場の会員権を買おうかと迷っているので、仲間の一人に『○○円なんだよ。安いよね』
さり気に誘っていた
パパはよりもの方が好きで、毎週テニスクラブに通っている。
私は『お付き合いのゴルフなんだから・・会員権なんて買わなくてもいいのでは』
さり気に、キッパリ牽制

やっと・・・放水が始まった。
放水が始まっても、煙の勢いは衰えない。
燃えさかる火が見える。

私は大声で『早く！消せーーー！！』
仲良しの友人やパパの仲間が一斉に笑いながら『さすが！○美さん！』

さんざん仲間とくだらないお喋りをして笑っていた。
友人の一人が『ねぇ～私たちだけだね・・こんなに笑っているのは』
たしかに・・不謹慎かも。
中でも私の声が響いている
そろそろ帰ろうか・・・と帰ってきた。

10時過ぎに帰宅した娘によると『まだ煙が出ていて、ホースが道路をふさいでいて騒然としていた』
朝、現場検証をしていた。
店の中は真っ黒。ガラスも割れていて全焼だった。

今朝、届いた本『君と一緒に生きよう』（森　絵都）を読んだ。
一気に読んでしまった。

ワンコの好きな人もそうでもない人も、機会があったらぜひ手に取って読んでほしい。
小さな命の尊さに触れた時、あなたは何を思いますか？

☆ごめんなさい。ただ今コメント欄ははずさせて頂いています☆