今日は朝から陽射しはありません。
女房の用事でで観光ホテルの並ぶ海岸に行きました。
経営の破綻したホテルに足場がかかり、解体されていました。
戦争が終わり、国内観光の盛んな頃は海岸通りにいくつもホテルが建ちました。
僅かな距離の間に10軒近いホテル旅館が並んでいました。
少子高齢化、海外旅行の自由化以後、観光産業は衰退しています。
羽田、成田は連休の都度人であふれます。
新幹線も青森、九州まで延び、団体の観光旅行を考えたホテル旅館は衰退の道を
進みます。
当地でもいくつかの破綻のホテルがあります。
消費の目的に特化したところはそれなりに営業していますが。
経営母体は変わっているところもあります。
栄枯盛衰は世の常とは言うものの、地元の人間としては淋しさを感じます。
商店街の衰退も変わりはありません。
古くから営業をしている店は有りますが、後継者の居ないところ、電車の開通を
当て込んだ新興の商店はシャッターを降ろした店舗が続いています。
昭和の特例で市になった当市も人口は最盛時より2割以上減少しています。
観光に携わる人々は懸命に努力はしていますが?
第三次産業で生きる当地は困難な状態、これが実情です。