黄龍の一番奥まで行ったら今度は下まで下りなくてはいけません。
ロープウェイで上がった分まで降りるとなるとどのくらい時間がかかるかわかりません。
ゆっくりとここに留まっていたいけど時間がありません。
階段を上がるのは本当に苦しくて酸素が薄いのを実感。
今度は階段をひたすら下ります。
上がるより楽です。
でも膝が痛くなりだして下りがツライという人もいました。
時々休んで水を飲んでまた下りて行きます。
何も考えずに下りていてもチベット族の人のことを思ってしまう~~
チベットの人たちが住む場所は標高の高いところばかり。
酸素濃度は平地の6~7割だとか・・・
寒さも厳しい。
高い山に囲まれて移動するのも大変。
こんな過酷な場所だから人々は強い信仰心を持って生活してるのだろうか。
この過酷な環境がほかの民族にこの地に住むことをためらわせたのかな。
だからチベット文化が守られてきたのか?
5年後10年後もこのままだろうか。
チベット人の信仰は途方もない数のゴンバ(僧院 寺院)にあると言われている。
6000以上あったゴンバは中国の侵攻により90%が破壊されたとか・・
中国とチベット、それぞれからみた歴史。
中国「チベットは、ずっと中国だった」
チベット「そんなつもりは全然なかった」
だいぶ下りてきたと思い地図を見るとまだ半分。
やれやれ~~
下りながらでもまだきれいな景色が広がって癒される。
7月になればもっと水量が増えて見ごたえがあると思う。
ロープウェイから下りて約4時間。
やっとゴールが見えてきました。
ツアーの人も遅れることなく時間まで戻ってきました。
またバスに乗り山道を走ります。
お腹が空いてるんだけど疲れて食欲なし。
誰かが持ってきてたふりかけでご飯を食べる。
途中体調が悪くなり病院へ行った人もここで合流。
でも病院で点滴を受けたにも関わらず歩くのもおぼつかない様子。
フラフラしながらやっとバスに乗り込む状態。
中国の奥地の病院ってどうなの??
このあとさらにバスに乗り3時間。
夜遅くにホテルに到着。
階段の上り下りで足が痛い。
バスのステップを降りるのが一番ツライ(^^;
ホテルの中に入り数段の階段に足が上がらなくて転倒した人も・・・・
大事に至らなかったからよかった。
これ以上病院に行く人がでると大変だ。