miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

食料問題に寄せて

2009-06-05 | Weblog
最近こめ粉で加工した、食品が出始めています。しかしその特徴を生かしたものがあまりありません。例えばこめ粉ラーメンなどは、いかに麦粉のラーメンに似たものを作るかにのみ精力を注いでいる感じで、努力の方向が間違っているとしか思えません。全く新しい米粉の麺類を作ることが必要なんではないかと思うのです。

日本でも、ライスペーパーがもっと普及してもいい筈なのですが、日常の食生活の中では殆ど知られていません。料理番組などで、頻繁に取り上げ宣伝することによって、日常生活に密着した食品として、間違いなく定着すると思うのです。

減反で米の生産を減らし、補助金をばら撒くのではなく、米の消費を促す食品の開発・普及に、政府からも補助金をだすような農政をしてもらいたい。

農政の目標は、国際競争に負けない農業構造の改革。農業労働者の育成。飼料穀物の研究開発。従来の農政は100%再検討の必要があります。既得権を固守する農協や、族議員と一戦を交える覚悟が必要です。