miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

政党と官僚

2009-08-17 | Weblog
明治政府は、国際社会の遅れを取り戻し、国を委ねることのできる優秀な官僚を育てることを目的に東京大学を設立した。そして、目的通り世界に冠たる日本の官僚組織が出来上がった。

官財一体の護衛船団で、経済が成長し、世界の先進国仲間に入った頃から、政府自民党は、官僚依存にますます傾き、官僚の思うがままの政治形態を作ってしまった、官僚に利権の匂いをかがされた族議員が、それを助成した。

急激な経済成長は、拝金主義思想になって日本人を浸食し、東京大学に進学する学生も、熱い情熱はなく、わが身の出世、保身だけで国家の重い部署に就くようになった。優秀な頭脳を持った集団が、わが身の出世、保身を念頭に予算獲得に走ればどうなるか、膨大に膨らみ続ける国家予算がそれです。

民主党が政権をとれば、官僚との対決姿勢をとるようなことを言っていますが、対決姿勢では、必ず負けるでしょう、民主党の施政方針が成功するか、失敗するかは官僚の協力体制にあります、優秀な頭脳を党の方針に上手く取り込むよう、努力してください。