miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

無駄排除に執念を

2010-06-13 | Weblog
民主党が政権交替の目玉として宣言したのが、徹底的な無駄の排除でした。それによって5兆円から6兆円の埋蔵金を掘り出すと、国会でも、街頭でも、情報機関を通じてもPRしました。

国民は、無駄使いの巣窟を造ってしまった自民党政権に絶望していた折から、絶大な期待を持って、民主党政権を支持しました。民主政権発足と同時に、期待の仕分け作業が始まり、国民の眼はその進行状況に、集まりましたが、第1次仕分け3兆円目標が、1兆円にも達せず、かつ、そのごの巻き返しで、腰砕けになり、なにやら可笑しな具合になりかねない状況を耳にします。

政権交替の、絶対的目標が、今や形式的な作業に終わりかねない状況に至り、増税が陽の当る場所に出始めました。無駄を徹底的に排除して、その上で、増税問題は検討すると、声高に唱えていた筈ですが、お忘れですか。

無駄排除の出来ない民主党なら、何の魅力もありません。官僚の好き勝手を止めるには、革命的な、改革を断行しなければなりません。そのためには、長年馴れ合ってきた自民党では不可能なので、国民は政権交替を断行したのです。その点の認識が不足しているようです。