miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

大相撲桟敷席の人間模様

2012-11-22 | Weblog
福岡の国際センターで開かれている、大相撲九州場所も、両横綱に土がつき、後半戦に入りましたが、それはさておき、私は、桟敷席の人間観察を、楽しみの一つにしています。

向う正面、西花道の右側、前から4列目辺り、ここはテレビ写りのいい箇所で、本場所、大阪場所、名古屋場所、福岡場所ともに、料理屋の女将さんらしき人が、キリリとした和服姿で控えているのを、いつもながら眼にしますます。

この福岡場所にも、ここに、初日から、毎日着物を替えて、姿勢よく観戦している、容姿秀麗な女性がいます。なか日は、赤地に金糸入り、の着物でした、9日目は白に小さな赤のポイントがある着物でした、10日目は錦秋の秋を表現したような、錦の着物でした、昨日11日目は、光沢のある銀ねず地に、銀糸柄の着物でした。女の心意気です。

大相撲関係者が、場所中に福岡の花街にどれだけのお金を落とすのでしょう、福岡の花街の女の心意気を、9日目の向う正面にも、見せて頂きました。黒の正装着物で、島田に結い上げた、芸者衆が置屋の女将と思われる女性を中心に15名、ズラット並んだ姿に、思わず感嘆の声が出ました。

大相撲の桟敷席は、桝席といいますが、(4人用の値段)A席=1列~8列¥45,200します。B席、C席とありますが、それぞれ4,000円程度の格差がついているようです。桝席の多くは、期間中、企業が買って、取引先の接待に使っているようですが、上記の料理屋の女将さんらしき人達は、毎日仲居さんらしき人達を、交代で連れて来ているようです。期間中の桝席だけで、70万円弱になります。

きょうは、花街中心の人間模様でしたが、県民性の違いなど、面白い人間模様が、桟敷席には沢山見られます。相撲観戦の余禄にしては如何です。