NHK籾井新会長発言

ＮＨＫの籾井勝人新会長が、従軍慰安婦問題について発言したことを捉え、民主党の大畠幹事長や社民党の又市幹事長が「偏向した発言」とか「歴史認識がない」などと騒いでいます。私は、右翼的な思想の持ち主ではありませんが、大畠さんや、又市さんの方が、偏向思想の持ち主のような気がしてなりません。

韓国の政治家は、人気取りに日本にイチャモンをつけています。だからスキを与えるような言動は、極力避けたほうがいいのでしょう。しかし中立であるべきNHK会長の立場だからといって、間違ったことを言っている訳ではないので、騒ぎ立てることはありません。社民党や社民党系民主党員は不思議な人たちだと感じています。

北朝鮮のNO２だった張成沢氏処刑後、親戚の大半が処刑され、その中に幼い子供まで含まれていたとの報道に、7世紀初頭の日本の政治形態を思い浮かべました。報復を恐れた徹底粛清、現在社会でも独裁国では平然とこれが罷り通っているのです。餃子の王将社長殺害事件は資金援助の見せしめではないかと、うがった見方も出来ます。

高速道路改修2110キロ区間を、本年度から15年間で、老巧化対策工事に入るようです。予算３兆２０００億円、災害復興に続きインフラの老巧化が進んでいます。当分土建屋さんの春が続きそうです。

赤羽有終の美・新星前田誕生

大阪女子国際マラソンは、ウクライナのガメラシュミルコが連覇しました。この大会を最後に引退を発表した赤羽有紀子さんは、最初から最終までトップ集団をリード、よく健闘しました。惜しくも2位になりましたが、その活躍は全盛期以上に目を見張るものがありました。

重友梨佐さんは、20キロ近くまで赤羽さんと並んで、トップ集団をリードし、いい走りをしていましたが、急激にダウン、ロンドンマラソンからの復活ならず、ワースト記録64位で号泣でした。

佛教大4年生で、ダイハツに入社が決まっている、前田彩里さん、先日の大学駅伝でもごぼう抜きで、区間賞を取りましたが、30キロ走行を、3回の経験しかない状態で、マラソン初出場。世界の強豪に臆することなく、２時間２６分代で堂々の４位は持って生まれた能力でしょう。かっては、両親もマラソンランナーとして活躍していたようで、当日も５０歳の母親淳子さんが参加して、４０位で完走しています。日本開催のオリンピック、女子マラソンの金メダルが見えてきました。