2年前の1月、本欄で公団住宅や、県営住宅の屋上を、太陽光発電参入企業にリースすることによって、巨大なスペースが一挙に確保でき、管理や電力の回収が効率的にできる。検討してはどうかと提案したことがあります。
この提案を受けた訳ではないでしょうが、愛知県が県営住宅の屋上に、太陽光発電の設置を広報し、9月1日、10名余りの調査員が、江南市松竹町の県営住宅12号棟の屋上調査を始めました。12号棟は4階建で、屋上のスペースは、2000㎡程度かと思うのですが、試験設置では、手頃な広さでしょう。
これで採算的にも成功したら、愛知県には370数箇所の県営住宅があるので、相当強力な発電所が誕生すると期待しています。県営住宅の他にその何倍も大きな公団住宅の屋上があります。大量需要で器具の性能向上と、価格の低下で、明るい希望がもてそうです。原子力は研究機関としての存続にとどめたいものです。