田中智美・小原怜の健闘を称える。

名古屋ウイメンズマラソン、３０キロでペースメーカーが離れた途端、昨年の覇者バーレンのキルワが飛び出し、すかさず第一生命の田中智美と天満屋の小原怜が追従、キルワを追うも追いきれず、３５キロ地点からは、田中と小原の２位争いが峻烈を極め１秒差で田中が勝ち取った。田中のタイム２：２３：１９秒。優勝キルワ（バーレン）、２位田中智美（第一生命）、３位小原怜（天満屋）、４位清田真央（スズキ浜松）、５位岩出（ノーリツ）、６位桑原（積水化学・一般参加）、７位武地（ヤマダ電機・一般参加）、注目の木崎（ダイハツ）は１０位、野口は２３位、野口はこれが引退ランの積りだったかな。

大阪女子マラソンでの、エチオピア、ケニア勢をおき去り、ベテラン福士加代子の独走優勝も、気分を爽快にしてくれたが、今日の田中、小原の健闘も、キルワを抑えるのではないかと、期待させるものがあった。ウイメンズに前田（ダイハツ）の欠場は残念だった、前田が出ていたら、また別の、面白い展開もあっただろう。これで今年の主たるマラソンは終わったが、琵琶湖マラソンでは、北島寿典（安川電機）、石川末広（ホンダ）が記憶に残る、東京マラソンでは、男女ともエチオピア、ケニヤ勢に圧倒された感じだけ残る。