miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

憲法記念日に寄せて。

2016-05-03 | Weblog
今日は憲法記念日です。改憲論も多くの国民に支持される雰囲気が生まれてきましたが、それでも平和憲法を護れの、反対運動が声高に叫ばれます。これらの人々は、憲法が平和を護ってきたのだと勘違いさせる運動を、ある意図のもとに展開しているのですが、それに引きずられる若者たちも少なくありません。

国内の治安は警察が護ります。国際間の治安は軍隊が護ります。これは世界の常識で、国軍のいない国は存在しません。むつかしく考えることはありません、警察が存在しなければ、どのようになるか容易に想像できます。軍隊がなければどうなるか、全く同じです。今の日本は中途半端です、アメリカの武力の傘の下で、日本の平和が保たれているのです。

しかしアメリカも疲れてきました。日本はアメリカの意向に逆らえない状態を、保持しつつアメリカの負担を軽減できないかと、アメリカは頭を絞っています。GHQ統治時代、外務省のトップに立った小和田亘体制が、外務省では営々と継続され、頭をかしげたくなるようなことがあります。アメリカの意向を反映させること、韓国、中国に極めて弱腰であること、日本の外務省の外交とは何か?。

GHQが日本統治時代に、日本のマスコミを統制するために設けた「30か条の禁止項目」があります。アメリカ公文書館に保存されていた「プレスコード30か条」を、江藤淳氏が発見して公表しました。次の通り徹底した、言論報道統制です。

 1・連合国最高司令官もしくは、司令部に対する批判。
 2・極東軍事裁判に対する批判。
 3・GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判。
 4・検閲制度への言及。
 5・アメリカ合衆国への批判
 6・ソ連邦への批判。
 7・英国への批判。
 8・朝鮮人への批判。
 9・中国人への批判。
10・その他連合国への批判。
11・連合国一般への批判。
12・満州における日本人取り扱いについての批判。
13・連合国の戦前についての批判。
14・第3次世界大戦への言及。
15・冷戦に関する言及。
16・戦争擁護の宣伝。
17・軍国主義の宣伝。
18・神国日本の宣伝。
19・ナショナリズムの宣伝。
20・大東亜共栄圏の宣伝。
21・その他の宣伝。
22・戦争犯罪人の正当化及び擁護。
23・占領軍兵士と日本女性との交渉に関する報道。
24・闇市の状況。
25・占領軍軍隊に対する批判。
26・飢餓の誇張。
27・暴力と不穏の行動の煽動。
28・虚偽の報道。
29・GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及。
30・解禁されていない報道の公表。

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