皇室新年祝賀行事の最終「歌会始」がありました。一般から応募のあった、詠進歌選出10名の披露につづき、選者代表、召人(天皇のご希望によって、お歌のお相手をする人、今年は堤清二さんでした。)宮家代表、東宮妃、の歌が紹介されました。
東宮のお歌
朝まだき、十和田湖岸に、おりたてば
はるかに黒き、八甲田見ゆ
皇后のお歌
帰り来るを、立ちて待てるに、季(とき)のなく
岸といふ文字、歳時記に見ず
天皇のお歌
津波来し、時の岸辺は、如何なりしと
見下ろす海は、青く静まる
来年のお題は「立」です、期間は9月30日の消印までになります。半紙に毛筆で図面のような様式で記入し、〒100-8111、宮内庁「詠進歌」として送付。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます