miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

外務省ハレンチ物語読後感。

2012-10-18 | Weblog
外務省OBで、ロシア担当をしていた、佐藤優さんが「外務省ハレンチ物語」と言う本を出版しています。

外務官僚の腐敗は、当人達がそれが腐敗だと感じていない状態にあるようです。「外務省伏魔殿」と言う言葉は、現文部大臣の田中真紀子さんが残して去った言葉です。

小泉内閣で、外務大臣に就任した田中真紀子さんは、外務省の抜本改革をめざし、人事に手をつけ始めると、いきなり幹部の総スカンをくい、激しい権力闘争になりました。

当時官房長官だった福田さんは、外務省派の代表のような人でしたので、田中真紀子さんは、呆気なく小泉総理から、外務大臣を更迭されました。そのとき田中真紀子大臣が、残して去った言葉が「外務省は伏魔殿」だったのです。

海外で羽根を伸ばしてきた政治家は、すべて外務省のリストに、その破廉恥行動が克明に記録されていることを知るべきです。なにか省益に不都合な事態が発生すると、それがチラチラとマスコミに流れる仕組みになっています。

自分達の、超エリート意識を満足させながら、優雅な生活を確保することしか頭にない連中が、外務省の中枢を占めていては、諸外国に太刀打ちできる筈がありません。

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