9月8日、9時からの基地対策特別委員会では まず、市側から6月議会以降の基地対策についての報告を受け、それに対する質疑では、7月15日からのオスプレイ飛来について質疑が集中しました。 担当参事からはこの間のオスプレイの離着陸の詳細が報告されましたが、これはペーパーにした資料請求を提案し、委員会と請求することになりました。
(実は「飛来するとの情報を得ている」との情報提供が議員にはあるのですが、結果報告はありません。 最近になってそれを報じている神奈川県のHPの閲覧を紹介するようになりました。)
私は、最後に「1月に綾瀬市内でおこった米空母艦載機の部品落下事故の報告が半年も過ぎてから「部品の設計上のミスであった」との報告は「まさに欠陥機ではないか、こんな危険なものが人口密集地上空を飛んでいるのか」と質問しました。 担当課長は「市長もあってはならないことと厳重抗議した」と。
次に、市民から出されていた「市民の安全を守るために、オスプレイの厚木基地使用を認めない意見書提出を求める陳情」を審議しましたが、結果は賛成少数で否決でした。
陳情書にも書かれていますが、昨年12月議会初日に「オスプレイの飛来もいかなるトランジットも人口密集地である厚木基地では行わないことを求める意見書」を全会一致で採択されたことを陳情者は、高く評価されています。
ところが反対討論をした中村一夫委員は「独自の意見書を提出したいので、賛成しない。その内容は、ここでは述べないが」と。
私は、賛成討論として、「岩国、普天間基地に配備されたときに、「人口密集地や学校、病院の上空を飛ばないとの日米合意にも反して、今回は下福田小学校上空を飛んでいる航空写真もある、そもそも、日米合意を考えれば厚木基地には飛来出来ないはずだ。
前にも指摘したように厚木基地には、本国以外では最大の整備機能があるから、今回の飛来でも数時間、北・東富士演習場に行き、他は常に厚木基地に舞い戻ってきている、騒音に加え、これ以上の墜落の危険などの負担を市民に与えるオスプレイの飛来、実質配備に反対することを求める陳情は採択すべし」と述べました。
結果、陳情書に反対は、新政クラブ(菊地・中村・小倉・二見) 公明(吉沢・桝田)明るい(赤嶺)・・・7
賛成は、共産(くぼ・宮應) 無所属(大波) ネット(河崎)・・・・4・・・・・基地特委には正副議長が参加で総数12名。
(大和クラブ木村氏は委員長で態度表明はせず)
何人かの市民から「オスプレイの陳情どうなった? エッ誰が反対したの!前の意見書との整合性どうすんの!?」との問い合わせをいただいたので委員会での議決結果を公表します。 最終的には9月26日の本会議で大和市議会としての態度が決まります。
7月、8月とオスプレイ対応で、連日の現地調査、全県反対行動2回400人、600人、防衛省外務省交渉など、夏休みも吹っ飛びました。 しかし、大和市会議員のSNSからの発信に、オスプレイ関連はほとんどありませんでした。