こんにちは、9月に入り、強い日差しの中にも涼しさが顔を出すようになって来ました。いよいよ秋の到来です。秋といえば実りの季節ですが、待ち遠しいのが「新米」ではないでしょうか。瑞々しくピカピカと輝く新米は、秋ならではの味わいです。美味しいお米は全国にたくさんありますが、各地の米どころではさらなる味を求め、新しい品種のお米が作り続けられているそうです。品種改良の方法はいろいろありますが、主流は「作り出したい特長を持つ稲同士をかけ合わせて、その子孫の中から優れた性質のイネを選び出す方法」です。しかし、この方法で安定した品種になるまでには交配を始めてから10年はかかるそうですから、気の長い話ですね。2014年現在、国に品種登録されているお米は約600品種あり、その中で主食用だけをみても約260品種が栽培されています。たくさんある品種の中でも特に人気が高いのが「コシヒカリ」でその作付面積は群を抜いて、なんと全体の4割を占めているそうです。次いで、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、ななつぼしと人気品種は続きます。コシヒカリ自体は昭和31年に福井県で誕生しましたが、当初は、味は良くても病気に弱いため不評で、その後、栽培方法の研究が進み、作付面積も少しずつ増えて全国的な人気品種となりました。中でも“新潟県魚沼産コシヒカリ”は誰もが知るブランド米の王様です。また、コシヒカリは品種改良の際のベースとしても抜群の人気を誇っているそうです。例えば、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまちは、いずれもコシヒカリを親にして誕生した品種ですし、ななつぼしはコシヒカリの子どものひとめぼれを親にして生まれています。他にも、現在市場に出回っている品種の約7割はコシヒカリ系の品種になるそうです。新米の時期、今年も皆さん美味しくいただきたいですね。

温泉に行く途中、霧ケ峰高原でお気に入りのジャガバター食べて一休み!8/27(土)

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