こんにちは、他県との移動が解除され長野県内の観光地も賑やかになってきました。今後新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立がうまくできていけると良いですね。さて暦は7月、梅雨が明ければ夏本番です。年々夏の暑さが厳しくなっていくようにも感じられますが、実際に日本の平均気温は右肩あがりだそうです。ちなみに、「日本で一番暑い街」として知られている埼玉県熊谷市が最高気温の41.1度をマークしたのは、2018年7月23日。7月と8月では、8月の方が平均気温は高い年が多くなっていますが、1日だけだと7月でもかなり高温になる日があるんですね。ちなみに、2位の41.0度は複数の都市がマークしていますが、こちらはどれも8月です。さて、気温が41度というと、熱中症が心配になってしまうほどの暑さですが、お風呂の温度だと思うとそれほど熱くはありません。飲みものだとむしろぬるいくらいでしょう。どうして気温と水温でこんなに感じ方が違うのかというと、熱の伝わり方が違うからなんです。空気は水よりも熱を伝えにくいので、体温が外に放熱されずにどんどん体が熱くなっていきます。一方、水は空気よりも熱を伝えやすいので、体温を奪いやすいんです。ところで、お風呂にはお湯につかるわけではない「サウナ風呂」もあります。サウナは90度前後が多くなっていますが、耐えられないほど暑いというわけではありません。外気は40度でもつらいのにサウナなら90度でも大丈夫というのは、湿度が低いからなんです。湿度が低いと、汗がどんどん蒸発してそれによって体を冷やすことができるんです。とはいえ、いくら大丈夫といってもいきなり高温のサウナに入ると体がびっくりしてしまうでしょう。湯船につかったり、低温のサウナから体を慣らしていくのがおすすめです。では皆さん暑い季節です熱中症には十分気をつけて過ごしましょう。

梅雨の晴れ間の霧ケ峰高原、オープンカーや大型バイクが列をなして走るビーナスライン。レンゲツツジが満開でした。7月はニッコウキスゲが咲き始めます。6/21(日)

梅雨の晴れ間の霧ケ峰高原、オープンカーや大型バイクが列をなして走るビーナスライン。レンゲツツジが満開でした。7月はニッコウキスゲが咲き始めます。6/21(日)