こんにちは、桜も咲いて春真っ盛り、いよいよ本格的なお出かけシーズンです。とはいえ、GWの大型連休を控えているこの時期は、近場を楽しむ。という方が多いかもしれません。ドライブをする場合には、休憩スポットとして「道の駅」を利用する方も多いと思います。今年は、「道の駅」が誕生してからちょうど30年。初めて「道の駅」の登録が行われた4月22日は、「道の駅の日」に制定されています。ことの始まりは1990年、地域活性化シンポジウムの参加者の一人が、「道路にも鉄道駅のようにトイレがあったらいい」という発言が発端でした。確かに、コンビニなどのお店でトイレを借りるよりも、気兼ねしなくて済みます。地域活性化シンポジウムでの発言から始まったこのプロジェクトは、「地域とともに作るにぎわいの場を作ること」が基本コンセプトになりました。そのため、「道の駅」には、“休憩・情報発信・地域連携”の3つの機能が求められているそうです。さらに、東日本大震災を機に、防災拠点として整備する「防災道の駅」の制度もはじまっています。現在では全都道府県に「道の駅」があって、全国で1198か所もあるそうです。さて、そんな「道の駅」は、どんな目的で利用する人が多いのでしょうか。「道の駅」の中に置いてある“フリーペーパー道の駅”によると、特産品や生鮮農産物の買い物が目当てのお客さんが最も多いそうです。お客さんの年代層は、家庭のお財布と台所を気に掛ける年代が多く、トップは50代だとか。充実した品揃えには、目移りしてしまう楽しさがあります。旅行情報サイトには必ずと言っていいほど「道の駅」の人気ランキングがありますし、旅行情報誌には「道の駅」だけの特集号もあります。有名ブランドのお店が併設されていたり、風光明媚な場所だったり、特産品のおいしい料理が楽しめたり、小さな子も楽しめる遊具や広場などの施設が併設されていたりして、「道の駅」は休憩場所からドライブの目的地になってきているようです。この春は“道の駅巡り”を楽しむのもいいかもしれませんね。では、体調をしっかり整えて、今月も元気にお過ごしください。

中川村の大草城址公園、例年より桜の開花が早く、この日は「江戸彼岸桜」が満開
「染井吉野」七分咲きといったところだったでしょうか。3/28(火)

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