酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

若松屋@国分寺

2022-03-13 07:01:00 | いいじゃないか武蔵野多摩の日常
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太宰治が愛したという老舗鰻屋さん

なんでも井伏鱒二など作家仲間を引連れ
当時三鷹にあったこちらによく通っていたそう

現在は我が町国分寺に移転

太宰を愛する某先生も足繁く通うとか
店頭の水槽に軽くお悔やみを告げて入店

店内満席

幸い予約をして伺ったこの日
無事テーブル席を確保

さて、
鰻は先に注文するとして、

■本日の注文!
【船中八策超辛口(670円)】
基本冷やでの提供の様だけど
聞いてみたら燗にしてくれた

船中八策の燗、やっぱりうまいなぁ

蕎麦前ならぬうな前も色々揃っている
大好物のクジラベーコンにも惹かれたけれど、

■本日の注文!
【おつまみ3点盛(700円)】
ホタルイカ沖漬け
生くらげ酢
名代という厚焼き玉子

どれもおいしい

玉子は甘い関東風

お酒は軽く引き上げて

鰻の登場だ

まずはお新香

【大串重(3870円)】
鰻1匹を使ったこちら
ご飯大盛り無料
肝吸いも付いて
今時分リーズナブルと言えるのではないかな

鰻は蒸し強めで柔らかいけど、
表面がカリッと香ばしく焼き上げられている

タレは甘さもあるが
醤油が立ったキリッと濃いめ

ただこのタレがご飯にも鰻にも
満遍なくまぶされ
私にはかなり塩っぱ過ぎた

おいしい蒲焼きなので惜しい

肝吸いで濃くなった口中を洗う

変に老舗然としていなく
町中の良心的な鰻屋さん

次回はタレ少なめでお願いしてみよう

おいしかったです

ごちそうさま

20220219