京都鉄道博物館にて
キハ189系撮影の一週間後、再び京都鉄道博物館へ。
四国特急誕生50周年記念のラストイベントとして、キハ185系復刻国鉄色の展示が行われています。
しかも2両編成ではなく、1両ずつ分割して片方を「しおかぜ」、もう片方を「南風」ヘッドマークにして展示されています。
このイラストマークは四国特急で最初に採用された柄ものでした。
「しおかぜ」ヘッドマーク。
瀬戸内海を飛ぶカモメが大きく描かれたデザイン。
子供の頃に絵本で見て、名前の響きの良さとこのデザインにあこがれたものでした。
「南風」ヘッドマーク。
白地に椿の花が大きく描かれたデザイン。
現在の鯨デザインの方が高知特急らしくみえますが、これも南国らしい雰囲気がありますね。
自分自身、「しおかぜ」「南風」ヘッドマークも、キハ185系国鉄色も再会できたのは5年ぶり。
今年も四国でリバイバル運転されていましたが、都合が合わずに行けなかったので、
最後に地元で見ることが出来たのは非常に喜ばしく、ありがたいイベントでした。
1月下旬より2か月間、京都鉄道博物館で行われた初代「伊予灘ものがたり」の展示も3月22日で終了しました。
その最終日の3月22日は、館内の車両工場から屋外の梅小路運転区にキロ47を引き出して、
エンジン起動とミュージックホーンの実演が行われました。
下記の動画は、その時の模様です。
JR四国のキハ40系はデビュー時よりエンジン換装されておらず、国鉄時代のまま。
またかつて山陰本線の非電化時代、ここにタラコのキハ47がたくさん留置されていた時代を知る者には、
その頃の記憶とオーバーラップして懐かしくなりましたが、
最後に演奏されたミュージックホーンでお別れコンサートのような雰囲気になり、しみじみとしてしまいました。
この2か月間、京都鉄道博物館では「伊予灘ものがたり」展示に絡む様々なイベントがあり、
実はこの日を含めて三度、自分は足を運んでいました。
松山には行けませんでしたが、京都でたくさんの思い出を貰いました。
初代「伊予灘ものがたり」ありがとう!お疲れさまでした。
(初代「伊予灘ものがたり」、エンジン起動実演 ↓)
JR四国・松山エリアの観光列車として人気を博し、昨年年末に引退した「伊予灘ものがたり」の初代車両キロ47。
最後まで松山を訪問することが叶わずに引退になってしまいましたが、そのキロ47が1月下旬より
京都鉄道博物館で展示されています。
1月の某日に一度会いに行き、また2月の三連休には車内公開もされて2回会いに行きました。
1号車キロ47 1401(元キハ47 501)。赤色の塗装が特徴的です。
2号車キロ47 1402(元キハ47 1501)。オレンジ色の塗装は首都圏色に近い雰囲気。
見ているうちに、昔京都を走っていた山陰線のキハ47とオーバーラップしていました。
また周辺にはアテンダントさんによりイラスト装飾や、JRや沿線自治体によるポスターも多数展示され、
松山の方々の観光誘致の意気込みが強く感じられました。
「伊予灘ものがたり」の初代車両展示は3月下旬まで。
会いに行けなかった遠方の車両が、こうして近くにやってきてくれるのは、
私のようなファンには非常にありがたいイベントです。
正月に続き、先週末も京都鉄道博物館へ。
四国からやってきて展示されている「藍よしのがわトロッコ」を見るのが目的でした。
キハ185-20とキクハ32-501の2両は、昨年も「幕末維新 志国号」として展示されており、
再び京都にやってくることとなりました。
今回は徳島線沿いを流れる吉野川のイメージに合わせた、爽やかなラッピングに模様替え。
車両周辺には、徳島の観光ポスター展示やパンフレット配布もあり、
久しぶりに徳島に行きたい気分になったものでした。^^/