JR宗谷本線 稚内
2016年春の北海道の思い出に再び戻ります。
この時のメインイベントは稚内と宗谷岬を目指したことでした。
前日は特急「サロベツ」を撮りながら稚内を目指し、翌日は朝に宗谷岬に行ったあと、
稚内からこの「サロベツ」に乗って札幌に戻る旅になりました。
特急「サロベツ」、今は旭川と稚内を結ぶ宗谷本線内の特急になっていますが、
2017年3月以前は、札幌~稚内 間(396.2km)を結ぶ日本最長距離の気動車特急でした。
当時のダイヤは稚内13:45発⇒札幌19:08着で、5時間半の旅になります。
自分自身、昼間の在来線特急で5時間以上乗ったことはこれまでにない初体験。
当時は国鉄型のキハ183系を使用していましたが、ゆったりとしたリクライニングシートに座席が交換され、
思った以上に快適な乗車時間になりました。
札幌についた時にはすっかり夜。
途中寝てしまった時間もありましたが、懐かしい「アルプスの牧場」の車内メロディーを聴きながら、
国鉄型車両の旅を楽しむことが出来ました。
昔はこのような長距離特急がたくさんあったと思いますが、今では指折り数える程度に減ってしまう状況に。
時代の流れかもしれませんが、どこか寂しいものも感じます。
JR因美線 土師
好評を博した「みまさかスローライフ列車」は、2007年秋から毎年春と秋に運転される臨時列車として定着。
車両はJR西日本のキハ58系となったが、これは2007年秋に廃止された芸備線の急行「みよし」車両の転用。
広島出身の自分としては、一度お役御免となった車両の復活は歓迎したい話題だった。
今回は2年目2008年のスローライフ列車。新緑の草地に彩られた土師駅に入線。
山々に囲まれた長閑な景色に、何処か和むものがあった。