北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

デジファブの道は続く

2023-04-05 21:53:23 | 工作改造
皆さんこんばんは、M.カトーです。

先日頼まれていたドライスーツの修理が終わって(連絡したけど取りに来ないな)デジファブに
没頭、前回プリントしていたスクリューは? 見事失敗(^^;
上の物は途中からブレードの先端に反りが出てきて、続けても材料が勿体ないので中断、
サポートの種類を変えたら1~3層目から不良個所多数。


Z軸とレベリング再調整をして3回目でようやくプリントできました(^_^)V
制作時間16時間、これを長いと見るか短いと見るか? 仮にノミやナイフを使い手業で造形したら?
(職人ならもっと早いかも?)


裏側のサポートがハチの巣の様です。


今度はサポートの撤去作業ですがこれが中々に難物、対象の反り返りを抑えるためサポートの密着を強く
設定したので、今度は剥がすのが大変。
最初の失敗したものはサポートがとっても剥がし易い代わりに、プリント中にも剥がれてくる、と(^^;
 

厚い部分をゴリゴリむしり取って、薄く成ったらめくり取る


中央の部分を力任せにめくり取ったら本体の一部が欠けました(大雑把な性格ですからね~)。


サポートを全部取り終わって、スクリュー完成(^o^)V
因みにこのスクリューは前回の最後の画(デジタル、アナログ融合版)では無く、デジタルのみ(3DCAD)で
デザインした物です。(色々と上達しています)


前回デザインした物はこちら(右側)で、ブレードの詳細を見比べると左は「もう一歩」ですが、
実際はどうでしょうね?


以前作った「既製品張り合わせ」スクリューと比べてみます、ブレードの形状は私の好みでいわゆる
「スキュード・スクリュー」を模したものです(本物はもっとみかずき型です)


船外機には当然ながら、問題無く装着できます。
さて、作ったからには次回の釣行には実際にこのスクリューで走り回ってみたいと思います(本気?)
マジ本気です(^^;


それでは~
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3Dプリント素材検証

2023-03-15 23:32:45 | 工作改造
皆さんこんばんは。

今回は色々と準備を進めている”デジファブ”絡みですが、3Dプリンターで使う「フィラメント」
(材料)の私なりの検証、PLA(おまけ品)、PLA+、PETGの3種を15x60x3mmのサイズで
プリントし、耐久性を調べます。


最初は強度、PLAの2種はかなり硬く(アクリル板相当)、PETGは塩ビ版相当(と言っても判らないか・・)
プラ定規と同等かな?(背景は気にしないで(^^;)


今度はさらに力を入れて曲げていきます、おまけPLAは「パキッ」と割れてしまいました、PLA+は折れるも
内側の皮一枚で繋がっています、PETGは2つ折りにされても折れずに堪えていました。


次はペンチで摘んで鋭角に曲げてみます、PLAは何れも割れてしまいましたが、PETGは直角に曲げられても
(外柄にヒビは入るが)堪えていました。


この後「ハンマー」でどつく実験、もしましたが何れも粉々には成らず僅かに亀裂が入る程度。
詰まらないので画像無し(^^;

最後は重要な接着力で、今回は瞬間接着剤とシリコンシーラントを試す、どちらも良好なら他の接着剤も
問題無いでしょう、4日後に実験開始


テストは張り合わせた双方をペンチで挟んで、ねじって剥がすもの


先ずシリコンシーラント、何れも強力に接着されておりシーラント部から千切れています。


瞬間接着剤では材料側が割れてしまうほど強固に接着されています


とりあえず実験終了ですが一般の通りにPETGが有力かな?、他にもABSやナイロン、PP、ポリカ等
更に強力な素材もありますが、とても今の私のスキルでは扱うのが困難なのでPETGをメインに次にPLA+
をお試し用に使っていきたいと思います。(ABS以外は価格も高い)
価格はPLAが¥1500/kg、PETGは¥2500/kg 程度

最初はお遊びのつもりの3Dプリンターでしたが、「中々使えるのではないか」と感じたのでこの先更に
進みたいと思います。
所でもうひとつは?  ・・手が回らず放置されています(^^; ・・その内

それでは~
コメント (2)
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超難解(^^;

2023-03-11 01:49:23 | 工作改造
皆さんこんばんは、M.カトーです。

引き続き「freecad」成る3DCADソフトの勉強中ですが、これがかなりムズイ!
ネット上には無尽蔵とも言えるほどの情報が溢れていますが全然理解できません(^^;
モニター上でだけ作業(勉強)を続けていると気が狂いそうに成るので、ひとまず苦労して出来た
「テトラポット」をプリントして和む(^◇^)
一応実物を作っているメーカーページから採寸してきて模型(縮小)化。(リアリティーは出さないと)


でも直ぐ煮詰まって他のネタに・・
今後の作業手順は3Dスキャナーでスキャンした物とCADで作った物の合成(足すだけとは限らない)を
考えていますが、今の所スキャンしたデータを読み込む(インポート)事はできても、加工ができない。
どうやらスキャンしたデータ(stl,obj)はそのままでは使えないらしいく「ソリッド」化(なんのこっちゃ)
する必要がある様だ(も~ネットで勉強しまくり)、手順を調べて試しにシーサーをソリッド化してみる
・・・PC固まる(返答無し)多分ポリゴン数が多すぎて暴走したと判断して作業中断。
確かスキャンソフトに「単純化」のオプションが在ったのを思い出し試してみる

こちらがその結果で左の全身のがオリジナルで約50万ポリゴン(!)中間が10万ポリゴンで
右が1万ポリゴン、1万ポリゴン迄間引きすると明らかにのっぺりしています。


で、この3つをstlデータで保存して、3DCADで「ソリッド」化してみます、先ず1万ポリゴン
1つ1つのポリゴン(3角形)が確認できます、「これで1万ポリゴン?」とか突っ込まれても
私は判りません(^^;


次は10万ポリゴン、一個のポリゴンサイズは1/3位に成っていると思います、顔も良く判ります。


そしてオリジナルの50万ポリゴン!、もう判別不能!


ちなみに「ソリッド」化するのに掛かった処理時間ですが上から順に10秒、2分、20分です
最初に「暴走した!」と思った時はせっせと計算していた様です、一旦「ソリッド」化してしまえば
その後の処理は比較的サクサク動きます。
ここでとりあえず満足したので次!

3Dプリンターの材料(フィラメント)を格納する「フィラメントドライヤー」が届いたので、やっと
本番用のフィラメントを運用開始。


とりあえず素材検証用のプレートをプリントします、最初におまけのPLAフィラメント、次にPLA+、PETG
と作って後で性質の検証をし、素材ごとの適材適所を検討します。


と、記事を書いている間にプリントさせていたPETGのサンプルが1個脱落していました、反りが出ているので
スライス条件の不備ですね、まだPETGは初めてですから。


3dデーターをプリントする時にスライス条件を入れるのですが、その項目は実に500項目以上在り
そんなん一つ一つ設定など無理なのでとりあえず「おすすめ」にお任せしていますが、おいおい設定の
必要があるんだろうな~とか。

なんかえらい物に手を出した気がする
それでは~
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新しい風(4)

2023-03-03 22:13:40 | 工作改造
皆さんこんばんは、M.カトーです。

ここ数日3Dプリンターとの格闘を続けていますが、昨日は本体準備段階での工程抜けを発見し、
またスライスソフトのプリンタ選択が違う機種に設定されていたとか、ネットの情報を頼りに
(それも適当に搔い摘んだだけ)修正、今度は如何に・・・ さらに状況は悪化(^^;
最初の一層目からベースに全く付かない(T.T)

失敗の痕跡(笑)


こちらは「プリム」という作品制作中ベースから剥がれないように補助する部分ですが、左のものは
タダの絡まった糸状態(右はちゃんとしています)


結局状況を改善できず就寝(よく寝れるな?)・・・・・・・・・・・・


で、1日経つといい案は出るもので、サンプルをもう一度試そう・・サンプルはデータ自体はそこそこ
真面に出るようセットされているはず、これもダメならプリンタの調整(組み立て)がだめなのでしょう
結果はダメ!一層目から全く・・・ メニューを眺めるとZ軸の初期設定が如何にも自動調整っぽく見えるが
手動調整の様だ、コンマ数ミリを目視で合わせろと(^^;
ブツブツ言いながらZ軸調整、チェックマークをタップすると「Z軸が調整されました」って、てめーはやって
ねーだろ!(-’’-)

さて、どんな感じ・・
お~今までとは別世界の出来上がり(^o^)V
これ1個作るのに所要時間50分、使用材料7g だそうで(失敗しなければの話)


サポートやプリムを剥がして(これが結構大変)出来上がり(中央)、最初とは雲泥の差です。


さっそくカヤックに取り付けました、もうそこに手作り感は無く、工業製品の佇まいですね。


本来は「PETG」か「ABS」という耐久性が高い材料で作るべきですが、データ取りの意味もかねて
(記念の成功作ですし)暫く使ってみます。(今夜は快眠できるか?)

次の日にスキャンしたシーサーも半分のサイズで試しプリント、そっくりですね(当たり前か)
時代の変化をひしひしと感じます、すごい時代に成ったと思いますがもう少し簡単にできませんかね~


この後メイン機材のセッティングが控えていますがこれが・・・・

それでは~
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新しい風(3)

2023-03-02 01:06:35 | 工作改造
皆さんこんばんは、M.カトーです。

昨日最後のデジファブ機材の3Dプリンターが届きました、さっそく組み立てサンプルでもプリント
してみようと、電源コードが・・・? 変換アダプタも無し。
幸い本体側がDOSV(デスクトップ)と同じでしたのでPC(DOSV)用の電源コードでつなぐことができましたが
ノートPCしか持っていないユーザはどうするの? 既に今どきのユーザーには「当たり前」の事ですか?


電源ONの後同梱の日本語マニュアルを見ながら操作するも、全然かみ合わない!(もう前2点で慣れていますが・・・)
一応表示に「日本語モード」が在りますがね~(お約束ですな!) 日本製の3Dプリンタは無いのかー
とりあえず、一通りの設定を終え前回デザインした部品のプリント開始、その前にサンプルのプリントを始めるも
終わるまで10時間以上掛かると判り直ぐキャンセル(その跡が真ん中に残っています)


約45分掛かりプリント終了・・酷い出来です、初めてで右も左も判らないとは言っても酷い!(^^;
例えるなら初めてナイフを持ったガキが鉛筆削ってみました、的な!(ど~言う例えだ!)


その後設定を幾つか弄って試すも一向に改善無し、最初の問題は素材が反る事、その性でノズルが素材に
ゴリゴリ擦ってベッドから剝がれたり、ろくな事なし。
一番簡単な「PLA」フィラメントでこれなら先の見通しはかなり暗い(^^;
3Dプリンタで3Dデータをプリントするため「スライス」ソフトを通す訳ですが・・
(長くなるので止めておきます)


すっかり煮詰まったので気分転換に3Dスキャナーで遊ぶ事にします、とは言えまだまともに使えないので
作業手順の勉強を兼ねます。
スキャンサンプルは沖縄で買ってきた「シーサー」の置物。


スキャン後の生データはこんな感じでガサガサです、(こんな物で10万も取るのか?)


それを次の段階で処理するとこう成ります、当然3Dデータですからくるくる回せば裏側もあります。
ですがしっぽが少しちょん切れています、1パスのスキャンでの範囲は12x7cm程度な様です。
またこの構図ではお腹周りとか見えない部分もありますので構図を変えて複数回スキャンして後処理で合成します。


その手順がなかなか解らず(このソフトはかなり癖が在り、いきなり終了したりもする)本日ようやく手順が
判りました、その結果がこちらで360度どの方向から見てもすべての情報が構築されています。
出来上がった3Dデータはオブジェクトデータで保存すれば殆どの3Dソフトで共有できる(らしい)?。


試しにFreeCADやMeshmixerで読み込んでみましたが問題なく読み編集ができました、こちらは3Dプリンタ
のスライスソフト「Cura」に読み込んだ所、ここからスライス処理を掛ければ直ぐ3Dプリントできますが
如何せんまだまともにプリントできない・・・


と、色々試しているうちに又12時過ぎてしまいました、明日も仕事が有るので寝ますがこの辺の機材を
まともに使える日は果たして来るのか?

それでは~
コメント (2)
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