涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

大阪市立東洋陶磁美術館で「宮川香山」展

2016-07-18 16:00:00 | 美術館・博物館

美術館が見えてきました。

もう汗ぐっしょりです。
水分を取らないと熱中症になりそう。

家からマグボトルに入れてきた冷やした番茶を500ml一気飲み、それと塩キャンディー。 

今開催されているのは特別展 没後100年 宮川香山展と、
平常展「安宅コレクション中国陶磁」など です。

 

明治の初期に日本の窯業界は、西洋の焼成法などの紹介によって新たな時代へと入りました。
また欧米では19世紀後半から万国博覧会が華やかに開催され、多くの国々が威信をかけて参加していました。
この中にあって初代宮川香山(1842~1916)は、京都から横浜に移って輸出用陶磁器の制作を行い、
1876(明治9)のフィラデルフィア万博から次々に出品し、数多くの受賞を果たしました。
本店では、前期の「高浮彫」から後期の中国古陶器と釉薬の研究による作品まで、
日本の近代陶芸をけん引した香山の全貌を、田邉哲人コレクションを中心に紹介します。
                                      (ちらしより) 

以前どこかで宮川香山の作品を数点観たことがあったのですが、思い出せない。
西洋の有名な名窯ロイヤルコペンハーゲンにも影響を与えた、ということはなんとなく覚えています。

高浮彫ってこういうものです。 

一か所だけ撮影可能なスペースがあります。そこで撮影した画像です。

以前はフラッシュそ使わず、周囲の人に迷惑がかからなければほぼ全作品撮影可能だったのですが、
フラッシュを使ったり、撮影のときのシャッター音、撮影のために作品の前で長時間移動しないなど、
迷惑行為が多かったので、基本的には撮影禁止となってしまいました。

 

次回以降の展覧会は、まず 8/13~11/27まで「朝鮮時代の水滴 文人の世界に遊ぶ」

 

そして「台北國立故宮博物院北宋汝窯青磁水仙盆」。

 

2014年に東京・九州の国立博物館で、「台北國立故宮博物院 神品至宝」展が開催されましたね。 


国際美術館から東洋陶磁美術館まで中之島を散歩

2016-07-18 14:15:00 | お出かけ

川沿いの道を東へ歩いてゆきます。

ネムノキの花が咲いていたり、

レトロなリバーサイドビル。
昭和30年代に在阪著名人が交流した「クラブ・リバーサイド」があった場所で昭和38年に現在のオフィスビルに建て替えられたそうです。
このたび登録有形文化財となりましたね。

やはりこの辺りには住友系の様々なビルが建っています。「住友村」とも言えますね。
その中でちょっとレトロな建物住友ビルディング。
現在は三井住友銀行大阪本店となっています。 

日本銀行大阪支店。

その前には「駅逓司大阪郵便役所跡」の石碑と落ち着いた色の「郵便は世界を結ぶ」と書かれたポスト。

 

江戸時代の通信は、もっぱら伝馬と飛脚に頼っていました。
公共性がきわめて大きいにもかかわらず、費用が高く日数もかかるので、明治政府は郵便官営に踏み切り、
租税権正兼駅逓権正の前島密に命じて飛脚制度の改革に乗り出したそうです。
そして日本最初の郵便制度が設けられたのは、明治4年(1871)3月。
まず大阪-京都・東京間の開設があり、
市内の郵便物はここ(元島原藩蔵屋敷)に設けられた郵便役所へ集められ、各地に発送されたそうです。
さしずめ今日の中央郵便局にあたるものであすね。
ポストも設置されたのですが、最初の3日間でたった53通しか投函されず、また、東京までの所要時間は約75時間であったそうです。

淀屋橋までやってきました。

土佐堀川の向こうに「かき広」の牡蠣船。

大阪は河口に発達した街で、かつては秋から冬になると道頓堀川、土佐堀川、堂島川、西横堀川などいたるところの川筋には
牡蠣料理を提供する牡蠣舟が留まる風景がよく見られたそうです。
江戸地代の俳句にもうたわれ、大正から昭和の初めには四、五十隻もの牡蠣船があったそうですが、
今は大正9年(1920)創業のこの「かき広」だけが残っています。

向かって右側がカウンター席、左の船の部分が座敷席だそうです。
見てお分かりになるでしょう、カウンター席からは川をみることはできません。

その東側には大阪水上バスの淀屋橋港。

道路にはユウガオ。

何かな?

山茶花の実。

栴檀橋にコノテガシワ。そこに実がなっています。

そろそろ到着ですね。


国立国際美術館で「始皇帝と大兵馬俑」展

2016-07-18 14:00:00 | 美術館・博物館

朝から近鉄電車→大阪市営地下鉄と乗り継いで肥後橋駅まで。
そこから徒歩10分ほどで国立国際美術館。

少し曇りがちな朝でした。
平城宮跡に観光客が数人。 

肥後橋駅の駅長室前。

地下鉄の駅から地上へ上がると、太陽の日差しが痛いほど強い。

国立国際美術館。

美術館の前のベンチにこんなものが張られていました。
たしかに立体的に見える。 

ところが地面に貼られているこれは立体的に見えませんでした。

 ちらしです。

美術館の入り口。

1号銅馬車と2号銅馬車

エスカレーターで地下におりると、柱に兵馬俑の写真。

 

大きな看板。
いつもこの前は撮影コーナーになっていますね。 

さらにこの下が会場。
入り口です。 

最後の兵馬俑はレプリカで、ここでは撮影可能です。

記念撮影コーナーも。

 例によって絵葉書を購入です。

 

 

次回の展覧会は「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」のようです。


 

さて、この後東洋陶磁美術館へと向かいます。