涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良国立博物館で「忍性」展

2016-07-23 17:00:00 | 美術館・博物館

近鉄奈良駅から歩いて奈良国立博物館へ。

国立博物館と高円山。

奈良国立博物館。

博物館前の池に蓮。

今日から始まった特別展は

「すべては、母からはじまった 生誕800年記念特別展忍性 -救済にささげた生涯-」

建てた伽藍 83か所
供養した御堂 154か所
描いた地蔵菩薩像 1355像
病人・貧者に与えた衣服 33000着
架けた橋 189橋
修築した道 71か所
掘った井戸 33か所
開いた湯屋・療養所 5か所
雨乞い・祈祷 数知れず

忍性生誕八百年を機縁に、ゆかりの名宝・文化財を全国から一堂に集め、その生涯と偉業を偲ぶ特別展を開催いたします。
忍性の生涯は「興法利生」(仏法の発展と生命あるもののために尽くす)を極めたものでした。
本展では、そうした忍性の心の背景にも目を配り、一〇〇件以上の多様な名宝、関連遺品を時代順に紹介しています。

第一章 忍性 -慈悲に過ぎた人-

 大きなお鼻に澄んだ小さな目。唇の端を上げた様子は微笑んでいるように見えます。忍性の姿を現した彫刻や絵画、本人直筆の書状、伝記等から、慈愛に満ちた人となりを感じていただきます。 

第二章 文殊菩薩を求めて -南都・額安寺時代-

 将来を心配する母のために、忍性は僧侶の姿になって母を安心させたそうです。修行をした額安寺(大和郡山市)に伝来した、忍性が手を合わせていたであろう文殊菩薩像、また、生涯の手本とした民衆救済の大先達、行基菩薩の彫像や絵画など、救済のシンボルとされた作品を展示します。

第三章 律僧として -南都・西大寺時代-

 忍性が終生師とあおいだ西大寺の中興開山、叡尊。その姿を現した絵画や彫像、そして叡尊の自伝である「感身学生記」など、西大寺律宗の重要資料を展示します。また、同宗で特に重要視された舎利信仰にまつわる名宝、鉄宝塔も登場。

第四章 暁の地をめざす -常陸・筑波時代-

 忍性は律宗の発展と民衆救済のために、関東に旅立ちました。茨城県・筑波山のふもと三村山極楽寺を拠点に活躍します。忍性が建てた結界石(仏の聖域や殺生禁止を示す石碑)や、忍性の教導による釈迦如来像など、今に伝わる信仰の足跡を紹介します。

第五章 大願に生きる -鎌倉・極楽寺時代-

 鎌倉に移り、新たに極楽寺を興し、律宗の東国最大の拠点に発展させます。同寺の釈迦如来像と十大弟子像は、師の叡尊から受け継いだ信仰の誇り。そして戒律を日本にもたらした鑑真和上の生涯を描いた「東征伝絵巻」は、和上への思慕と戒律を尊ぶ忍性の心根を伝えるものです。

第六章 救済の日々 -勧進僧の時代-

 晩年の忍性は、東大寺をはじめ各地の大寺院復興と民衆救済に奔走し、八十七歳の生涯を閉じます。遺骨は三分され、若年の思い出の額安寺(奈良)、行基菩薩ゆかりの竹林寺(奈良)、そして最後の救済拠点の極楽寺(神奈川)に埋葬されました。忍性の分身である三つの骨蔵器が史上初めて一か所に集まります。
                                                    (ちらしより) 

 

 

史上初として、
・東征伝絵巻全5巻全場面が公開
・忍性分身である三つの骨蔵器が一か所に集まって公開

東征伝絵巻については前期(~8/21)と後期(8/23~)で巻き替えで全場面の公開になります。

以前唐招提寺でも「東征伝絵巻」の全巻がデジタルで公開され、出掛けたたことがあるのですが
→ 「近鉄西ノ京駅から薬師寺の西側を通って唐招提寺へ
実物を見るのは初めて。

タブレットコーナーがあって、そこでは全巻全場面を見ることができ、崩し字で読めない詞書が読めるように活字で紹介されています。
今日は初日で観覧人数が少なかったので余裕で待たずにゆっくりと観れましたが、人が多いとなかなか見ることができないかも、です。

また、8月の終わりごろに行かねば、ですね。

会場は奈良国立博物館の二階。
一階に降りてゆくと、そこには記念撮影スペース。

そして博物館裏にも蓮。

別のパンフレットから

忍性菩薩像(西大寺)

 

博物館を出てまた近鉄奈良駅を目指します。

涼しいためかたくさんの鹿がそこらじゅうで寝そべっています。

今年生まれた小鹿もあちこちに。

興福寺五重塔

夏と言えば、サルスベリ。

 


仕事を終えて

2016-07-23 14:00:00 | 買い物

職場帰りに大戸屋さんで昼食。
沖目鯛の醬油麹漬け炭火焼き定食」。
ご飯少な目で534kcal。

いつもご飯多めだったのが懐かしい。 

部屋に戻って国立博物館へ向かう途中、コンビニでコーヒーを買って、
そこに見つけたWILKINSONの炭酸ドライコーラ。お試し価格で80円。

コーラ味しませんが・・・ 

そして実家に現金書留を送るために郵便局へ。

そこでついでに買ったのが、かもメール葉書。

そしてふみの日切手。
来週浮世絵シリーズ切手が来週発売。

切手収集が趣味ではなく、週3通は手紙を出すので、毎回記念切手を貼っています。

ふとカウンターに目をやると、通帳カバー。一つ550円で、国芳と国貞がありまして、即買い。
この前神戸市立博物館で観た「俺の国芳 わたしの国貞」とのコラボ商品?  

近鉄で近鉄奈良駅まで行こうかと思っていたけれど、
郵便局を出たら近鉄奈良駅行きの奈良交通バスが来たのでそれに乗って近鉄奈良駅へ。