平成27年4月2日から、高野山開創1200年記念大法衣が高野山で執り行われます。
全国の信者と高野山の円を結ぶべく昨年4/6に北海道を出発し、
高野山結縁行脚隊が全国各所を巡っています。
奈良県には昨年の9/2に来県していたようです。
来月2日に来県 三条通を練り歩く/高野山行脚隊 奈良新聞
こんな行事があったことを全く知らなかったのですが、
なんとたまたま実家に帰っていた時、今日西方寺に「内吉野」として来ることになっていて、
午後一時半からお寺で法要が行われると
法事の際にご住職に教えてもらいまして参列させていただくことにしました。
高野山HPをご覧ください。→ http://www.koyasan.or.jp
腹が減っては、ということで午前11時に、五条駅から坂を下ったところにある「柿の葉ずしのヤマト」五条本店でランチ。
あ、奈良市内の阪奈インターチェンジの近くにも阪奈宝来店がありますよ。
お昼の特別サービスにぎり 1000円。
柿の葉寿司1個を含めて9個の寿司と赤だしor吸い物、茶わん蒸し、小鉢がついています。
鮨のさらに、桜の花。
昨日訪れた西方寺で法要が行われます。
結縁芳名帳を、今回再建された高野山壇上伽藍の中門に永代に亘り奉納していただけるらしいです。
本堂内は善男善女で一杯。
早めに着いたので、最前列でした。
正面奥の厨子には、レプリカではありますが、大師の飛行三鈷が納められているそうです。
そして高野山奥の院に1000年以上連綿と輝いている不滅の聖燈(お大師様の命です)を分燈したものが 灯されています。
住職の請願文、読経に引き続き、全員で般若心経、光明真言、御宝号を唱和し、
その後に御詠歌。
御詠歌を聞くのは本当久しぶり。
その後、撫で三鈷を撫でて、(これ、この前訪れたあべのハルカス美術館の「高野山の至宝展」でも展示されていましたっけね。
そして参詣者全員に加持。
初めて加持祈祷を受けました。
長い棒を金属の椀の中の水に浸けて、それを頭の上三か所にトントントンと。
そして記念として、お札とお守りをいただきました。
終わった後、庫裡でお茶とお菓子をいただきました。
お腹は大きかったので、菓子は「みろく石」という高野山の菓子のようです。
お守りとお札。
ぶらぶらとお寺の裏側を流れる吉野川の堤防を歩いて、バス停に向かいます。
途中幻の「五新鉄道」の高架が見えます。
自分が小さいころは確か国道24号の上を南北に横切っていて、
そして川の中には橋脚が立っていたように記憶しているのですが、
24号線の上の部分は撤去され、川の中の橋脚もなくなっていました。
お寺に向かう時の、新町通りを横切り、突如途切れる五新鉄道後跡。
堤防から見た五新鉄道跡。
向こう岸に橋脚の跡。
吉野川(紀ノ川の上流奈良県側をこう呼びます)の水はきれいですね。
下流側。
上流側。
かかっている橋は大川橋。
川の流れの中に、アユ釣りをする人が。
空には鳥。
遠くに見えるのは母校の中学校・高校です。