大阪市立東洋陶磁美術館へ。国際巡回企画展である「世界を魅了した中国陶器」展を観にきました。
世界でもっとも注目される美術品コレクターの一人である伊勢彦信氏のコレクションは、これまではその一部の公開がされていましたが、今回はそのコレクションの真髄といえる中国陶磁の数々を紹介する国際巡回企画展を、パリの国立ギメ東洋美術館と大阪市立東洋陶磁美術館の2館で開催します。
ギメ東洋美術館で、「日本人の美意識によって選び抜かれた中国陶磁」として紹介されるようにイセコレクションは、中国美術を「唐物」として珍重し、茶の湯の道具としても用いた日本の伝統的な感性と、陶磁器を美術品として観賞する現代的な感性の両方を併せ持っています。また、中国文化への深い理解に基づいた中国陶磁のコレクションはまさに光彩を放つものといえます。
本展は6月21日より開催のギメ東洋美術館での“Porcelain, chefs-d’œuvre de la collection Ise”の帰国展としての開催となります。伝統と現代を併せ持った感性によって収集された戦国時代から清時代までの中国陶磁を、重要文化財2点を含めた88点で紹介します。
(ちらしより)
確か、前回訪れた時はマナーの問題で写真撮影は禁止となっていたのですが、今回は撮影可となっていました。
どれも見事な陶器です。
今回のメイン「粉彩花樹文瓶」。
記念撮影コーナーのバックはこの瓶でした。
常設展も観ましょう。
こちらも素晴らしい陶磁器ばかりです。
受贈記念「金子潤展」。
金子潤氏は最近近年ではオペラの舞台や衣装といった幅広い活動を展開されていますね。
サンフランシスコオペラの魔笛のステージ、衣装を手がけたのも金子潤氏です。
あ~疲れた。この寒い中、美術館の喫茶店でバラのソフトクリームを買って食べました。
さて、帰ろうとして淀屋橋を渡っていると、水上バスのアクアライナーが方向転換しているところ。
大阪城港を出たアクアライナーはOAP港、そしてここ淀屋橋港で方向転換するんです。