涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

世界を魅了した中国陶器 イセコレクション

2017-11-16 16:30:00 | 美術館・博物館

 

大阪市立東洋陶磁美術館へ。国際巡回企画展である「世界を魅了した中国陶器」展を観にきました。

 世界でもっとも注目される美術品コレクターの一人である伊勢彦信氏のコレクションは、これまではその一部の公開がされていましたが、今回はそのコレクションの真髄といえる中国陶磁の数々を紹介する国際巡回企画展を、パリの国立ギメ東洋美術館と大阪市立東洋陶磁美術館の2館で開催します。
 ギメ東洋美術館で、「日本人の美意識によって選び抜かれた中国陶磁」として紹介されるようにイセコレクションは、中国美術を「唐物」として珍重し、茶の湯の道具としても用いた日本の伝統的な感性と、陶磁器を美術品として観賞する現代的な感性の両方を併せ持っています。また、中国文化への深い理解に基づいた中国陶磁のコレクションはまさに光彩を放つものといえます。
 本展は6月21日より開催のギメ東洋美術館での“Porcelain, chefs-d’œuvre de la collection Ise”の帰国展としての開催となります。伝統と現代を併せ持った感性によって収集された戦国時代から清時代までの中国陶磁を、重要文化財2点を含めた88点で紹介します。

(ちらしより)

確か、前回訪れた時はマナーの問題で写真撮影は禁止となっていたのですが、今回は撮影可となっていました。

どれも見事な陶器です。

今回のメイン「粉彩花樹文瓶」。

記念撮影コーナーのバックはこの瓶でした。

常設展も観ましょう。

こちらも素晴らしい陶磁器ばかりです。

 

受贈記念「金子潤展」。

金子潤氏は最近近年ではオペラの舞台や衣装といった幅広い活動を展開されていますね。

サンフランシスコオペラの魔笛のステージ、衣装を手がけたのも金子潤氏です。

 

あ~疲れた。この寒い中、美術館の喫茶店でバラのソフトクリームを買って食べました。

さて、帰ろうとして淀屋橋を渡っていると、水上バスのアクアライナーが方向転換しているところ。

大阪城港を出たアクアライナーはOAP港、そしてここ淀屋橋港で方向転換するんです。

 

 


大阪市立歴史博物館から大阪市立東洋陶磁美術館まで散歩

2017-11-16 14:30:00 | 散歩

大阪市立歴史博物館から大阪市立東洋陶磁美術館に向かいます。

電車、地下鉄を使うと、中央線で本町まで、そこで御堂筋線で淀屋橋かな。

でも今日は一日休みなので、歩いてゆくことにします。

NHK会館のなかを抜けて外へ出ます。

 

大阪城とOBP、そして紅葉。

銀杏が紅葉していたりまだ緑だったり。

NHK大阪放送会館、大阪歴史博物館、両者をつなぐアトリウム。

ツワブキ。

カエデ。

ビワ。

マルバアサガオ。

 

さて、谷町筋を北上して大川へ向かいます。

その途中に咲く花と、その実。

途中にあるうどんの店「鶴丸饂飩本舗 谷町1丁目店」でランチ。

歩いて大川に出ました。京阪天満橋駅がそこにあります。

先日訪れたフェスティバルホールタワー、大阪市役所庁舎が見えています。

大川べりの桜並木の紅葉と、大川を行く観光船。

大川沿いの道を西に向かって歩いてゆきます。
すぐそこが八軒家浜という船着き場です。

八軒浜には、「中之島にぎわいの森」×「DREMAS COME TRUE WINTER FANTASIA 2017」のシンボルツリーの一つが。

ここから北側の堂島川と南側の土佐堀川に分かれ、その間の中洲が中之島です。

轟音に空を見上げると全日空機。伊丹空港への着陸態勢です。

川べりにバラが植えられています。

ヒイラギ?

大きなカエデの葉っぱ。

渡辺津に着きました。

平安時代、白川上皇や鳥羽上皇が京都を舟で出発してこの渡辺津までやってきて、
熊野街道を通って熊野三山へ往復一ヶ月ほどかけて参詣したそうです。
熊野本宮・新宮・那智のいわゆる熊野三山への路は下の写真のように、メインルートの中辺路のほか、
大辺路・小辺路・伊勢路があるそうです。

峠越えの古道を中心に、2004年世界遺産に登録されているそうです。

ほぼ正面に中之島の東端、中之島公園剣先噴水。
ちょうど午後2時で放水が始まりました。

さらに西へ向かうと天神橋。

途中にこの寒い中に咲くヒマワリ、そして紅葉し落葉した桜。

天神橋を渡ります。橋の上から東側。
OBPが見えていますね。

西側。

右側が中之島公園。

左に見えているのは東横堀。
この上流が道頓堀です。

天神橋の途中から中之島に向かう階段を下りてゆきます。

橋脚に書かれた絵。

橋を支えるアーチ型の鉄骨。

中之島におりてみる東の風景。
手前はバラ園、その向こうにフェスティバルホールタワー、大阪市役所庁舎、中之島公会堂。

「中之島にぎわいの森」×「DREMAS COME TRUE WINTER FANTASIA 2017」のシンボルツリーがここにも。

バラ園で写真を撮りながら。

カップルが撮影中。
てっきり中国人かと思いきや日本人でした。

 

ランタナ。

浪花橋を渡って南へ向かいます。
土佐堀川に、川面のゴミを取り除き、水の都の美観を保つための「清河丸」。

浪花橋から西の方向。

南へ渡ると大阪証券取引所。

その正面に立つ五代友厚像。

難波橋のライオン像。

再び難波橋を北へ。
目的地が見えてきました。

橋を渡り切って美術館の北側へ。
堂島川に沿ったバラ園へ向かいます。

残念ながらここにはほとんどバラは咲いていませんでした。
その代わりに生垣に紫の実をつけた花木斛(ハナモッコク)、別名車輪梅(シャリンバイ)。

東洋陶磁美術館の西側に出てきました。

大阪第7代市長の關一の像。

 


大阪歴史博物館の特別企画展でユネスコ記憶遺産登録された「朝鮮通信使」展示

2017-11-16 12:00:00 | 観光地

先月末に「朝鮮通信使」がユネスコの世界記憶遺産に登録されました。

この展示が始まったのが9/30。
なのでちらしには「次のユネスコ記憶遺産登に向け現在申請中です」と書かれていますね。
実際の展示品の案内も修正されていました。

 

朝鮮通信使の様子を描いた屏風図。

通信使行列図の巻物。

通信使の船の屏風図。

通信使の舟の絵。

その他朝鮮の絵画などが展示されています。

 

 

これは別府細工の旗持燭台。別府細工は岐阜県の鋳物細工。
通信使が旗を持つ様子を表しています。

 

瀟湘八景。

通信使行列の楽器を演奏する人々。

ここも写真撮影可能でした。


大阪歴史博物館で特別企画展「世界に誇る大阪の遺産 文楽と朝鮮通信使」展

2017-11-16 11:00:00 | 美術館・博物館

文楽を観に行った時に知った、大阪歴史博物館での特別企画展「世界に誇る大阪の遺産 文楽と朝鮮通信使」展に出かけてきました。

「文楽」の方のパンフレット。


平成20年にユネスコ無形文化遺産に登録された文楽。
大阪歴史博物館には戦前・戦後の文楽座・朝日座で文楽の広報に携わった中村利雄氏が収集されていた文楽のポスター、番付などの資料が
多数収蔵されています。
また、文楽人形鬘師・床山として活躍された名越昭司氏制作の人形鬘見本や制作道具などの資料も寄贈されて収蔵されています。

 

これは仮名手本忠臣蔵の鷺坂伴内の鬘。ちなみに伴内のかしらは「伴内」です。

「順礼に御報謝」、「父様の名は十郎兵衛、母様はお弓と申します」の台詞で有名な「傾城阿波の鳴門」のおつるの人形。

いろいろなポスター。
所々に隠されているのは進駐軍による言論統制のためだそうです。

 

 

 

番付。

大阪万博の時のポスター。

お蝶夫人なんてのも出たことがあるらしい。
ピンカートンを遣ったのは先代の吉田玉男さん。

平成18年の新作「水漬く屍」の資料。ちらしの最後の写真にある「求敵必滅 輝く海軍記念日」とかかれたポスターの公演。
「大阪地方海軍人事部指導」と書かれています。

フラッシュを使わなければ、撮影可能なのでいろいろと撮影させてもらいました。
でもシャッター音を消さない人がほとんどで、あちこちでカシャカシャと五月蠅い。