朝目を覚まして外を見ると、若草山、結構焼けずに残ってる。
高円山の「大」の字の火床にはまだ積雪が残っています。
朝は寒かったけど、洗濯物をベランダに干して京都の龍谷ミュージアムに出かけることにしました。
京都駅からは206系統の市内循環バスに乗るといいのですが、道は渋滞しているし、バスは大混雑だし。
いつものようにぶらぶらと歩いてゆきます。15分ほどで到着します。
地下一階が受付です。
階段の壁が透明で、そこに動物たちの絵が張られています。
今回のちらし。
シリーズ展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
今回の特集展示では、“仏教説話に登場する鳥獣”や“ほとけや神が従える鳥獣”、そして“仏教建築に表される鳥獣”を取り上げます。普段は仏や菩薩の美しい造形に目を奪われますが、今回は少し視点をかえて、ほとけや神々にぴったりと寄り添ういきものたちを鑑賞してみませんか?仏教世界を彩る「いきものがたり」をのぞいてみましょう。
また、特別陳列として日本画家・野生司香雪(のうす こうせつ/1885~1973)による連作絵画「釈尊絵伝」を展示します。画伯は1917年アジャンター石窟壁画の模写事業に参画、後の1936年にはインド初転法輪寺に釈尊一代記の大壁画を完成させました。
(ちらしより)
会場へのエレベーターに乗り、会場階でドアが開くと、記念撮影コーナー?
はい、もちろん職員さんに撮影してもらいましたよ。
展示は二部構成になっています。
第1部 アジアの仏教
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
- 仏教の誕生・・・釈尊(ガウタマ・ブッダ)の生涯とその教え
- 仏教の広がり・・・インドから中央アジア、東南アジア、東アジアへ
- 多様な仏教・・・出家修行者と在家信者が織りなす仏教世界
第2部 日本の仏教
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
- 仏教伝来・・・伝来にかかわる史実と伝承
- 国家と仏教・・・国家政策としての仏教導入と貴族社会への浸透
- 仏教文化の円熟と日本的展開・・・日本国内での仏教の歩みと新たに醸成され、幅広い階層に受け入れられていった仏教の諸相
それぞれに仏教にまつわる鳥獣が紹介・解説されています。
どうしても仏像、仏画、書が中心になるところ、視点が変わっておもしろい美術展でした。