涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

京都の美術250年の夢 第1部~大3部 総集編 江戸から現代へ

2020-10-15 20:08:25 | 美術館・博物館

京セラ美術館で現在開催されている「京都の美術 250年の夢 第1部~第三部総集編」。
前期は10/10~11/8、後期は11/10~12/6です。

 

明治維新から100年前の江戸後期から現代にかけて、日本画の代表作家を中心に、同時代に活躍した工芸家や書家、明治期に登場した洋画家、彫刻家、版画家、さらには戦後の現代美術の新鋭作家を加えて、「京都の美術」の250年の歴史を彩った名品を三部構成で紹介します。

第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍

江戸後期の京都では、異端の画家伊藤若冲や曾我蕭白をはじめ、文人画家の与謝蕪村、新登場した写生画の円山応挙、四条派の始祖・呉春、個性派である長沢芦雪らが活躍していました。この後、幕末から明治にかけて、新しい時代を迎えた京都の美術・工芸の発展を「江戸から明治へ」と連続的に回顧します。

 

第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛

明治後期から昭和初期、新しい日本画の創造に向けた活動が展開されました。竹内栖鳳を中心にした京都画壇では、大正期には国画創作協会が結成され、黄金期をむかえます。また明治後期には浅井忠が、京都の洋画壇を確立します。工芸界でも浅井は海外思潮をもたらし、大正期には神坂雪佳が日本的な意匠を普及させる中、芸術としての工芸の道が切り開かれました。

 

第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦

戦後の激動の中、日本画、工芸、書の伝統が問い直され、1960年代以降、現代美術と呼ばれる潮流が生まれます。日本画では、新団体の結成と共に新しい日本画表現が探究されました。工芸でも、伝統の継承と新たな表現との葛藤から、使用目的を排した作品(オブジェ)が探究されます。洋画でも、社会的な主題が指向され、書には抽象美術との関係から前衛書が登場しました。

本館光の広間 天の中庭から会場に入ります。

雨樋があか(銅)で作られているものがあります。

とにかくここも出展数が多く、全部見るのに2時間かかりました。

会場を出るともう夕暮れ。
秋の日はつるべ落としですね。

京都駅までは同じく100系統のバスでもどります。
もう真っ暗。

ライトアップされた京都タワー。

駅ビルの壁に映っています。

運よく近鉄電車乗り場へ向かうと奈良行き急行に乗れて、ギリギリ座ることができました。

戻ってくると電線に多くのムクドリ。
糞の落下に気を付けながら部屋へ戻りました。

歩きも歩いた、万歩計では19000歩を超えています。

一息ついて窓の外を見ると、東の山の上にオレンジ色に輝く火星。

 

本当は京セラ美術館からすぐのところにある細見美術館へも行きたかったのですが、
予定外に時間がかかったので今回はパスしました。


京都市京セラ美術館内を散策

2020-10-15 16:00:50 | 美術館・博物館

市バスで美術館に到着です。
美術館の前には平安神宮の赤い大鳥居。
鳥居の向こうは京都近代美術館です。

午後4時の予約でしたが、30分早く着いたので、
美術館を散策してみました。

美術館の紹介のパンフレット。

南側にも玄関がありましたが、出入りはできなさそう。

庭園があって、そこの池にガラス張りの茶室。

 

 

館内の様子。中央ホール。

屋上が展望所になっているようなので行ってみます。

先ほど見たガラス張りの茶室。

Westin都ホテル。

京都市動物園と南禅寺。

平安神宮。

真如寺の塔。

 

大雲院の祇園閣 (銅閣)。

ヘリコプターが旋回中。

五山の送り火の左大文字が点火される如意ヶ嶽。

いつもは開かれていてじっくりと見ることができなかった正面(東)玄関のドア。

談話室にあるジオラマ。


京都国立博物館で特別展「皇室の名宝」

2020-10-15 15:07:05 | 美術館・博物館

予約してあった時間は午後1時で、15分前に到着です。

12時55分頃に入館が始まりました。
入り口の壁に今日の展示「皇室の名宝」が描かれています。

ここの体温チェックは手首で行われていました。
入館のためのQRコードを提示したものの、機械が読み取れずに、
あれやこれやと試してもだめで、結局予約番号を手入力・・・

今日会場はここではなく、新しい平成知新館です。

知新館前に立て看板。

裏は次回の「鑑真和上と戒律のあゆみ」の看板になっています。

館内に入るとここにも大きな看板。

今日のちらしです。

とにかく展示作品が多く、全部見るのにかなりの時間がかかりました。

→「京都国立博物館

 

次回の特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」は来年3/27~5/16です。

 

その前に特集展示「文化財修理の最先端」が12/19~1/31。

 

あ、こういうのもありますよ。


かなり遅くなりましたが、この後午後4時に京都市京セラ美術館の予約をしてあったので、
市バス100系統で向かいます。

 


京都国立博物館へ

2020-10-15 12:40:21 | お出かけ

さて、次に向かうは京都国立博物館です。
ここも事前予約が必要で、すでに午後1時入館の予約をしています。

普段なら206系統の市バスで京都駅を経由して向かうのですが、
1時間半も時間があるので歩いてゆくことに。

以前に同じく龍谷ミュージアム帰りの帰りに寄った「大阪屋」さんで「京都風たぬき」を昼食に。

あ、禁煙になっている。

細い麺にあんかけ出汁。

ついでに、あんかけの親子丼。

さて、腹も膨れたことだし七条通りをどんどん東に歩いてゆきます。

烏丸通には西本願寺。

道を隔てたところのローソン。京都の街に合わせたデザインとなっております。

王将も、です。

「勝牛」がここにも。京都駅店らしいです。

「天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条」がオープンしています。
この前来た時には無かったのに。

ちなみにJR奈良駅のすぐ近くにも「天然温泉 吉野桜の湯 御宿 野乃」があります。

しばらくすると高瀬川。

そしてさらに歩くと鴨川。向こうに見える山は比叡山ですね。
手前の建物は京都美術工芸大学。3年前にここに建設されました。

川面に水鳥。

七条大橋から京都国立博物館の方を。突き当りのお寺は智積院。
真言宗智山派のお寺ですね。
ここには桃山時代の長谷川等伯らの障壁画など多くの国宝を所有しています。

さらに歩くとなかなかユニークな看板の鍛冶師「義定」。

これまた有名な「わらじや」。

 

さて、到着です。


龍谷ミュージアム

2020-10-15 11:07:07 | 美術館・博物館

龍谷ミュージアに到着です。

現在行われているのは

シリーズ展8「仏教の思想と文化 -インドから日本へ-
特集展示:西七条のえんま堂 -十王と地獄の美術-」

特集展示の方はちらしがあります。

事前に入館時間を予約しておかないといけないということで、昨夜に開館直後の時間を予約しておきました。
開館と同時に入館、いきなり体温計測を額でおこない、チケット売り場へ。

別に予約の確認もなく、チケット購入ができました。

会場は3階から、そしてその次に2階へ。

3階と2階の一部がシリーズ展。
仏教の始まりからアジアを通って日本に伝わり、
自然に日本へ定着・変化した様子がよくわかるように資料が展示されています。

いつも思うのですがガンダーラの仏像は、まるでギリシャ彫刻の様。
そして日本では菩薩、観音はかなり女性的なのに、
インド・中国では男性らしさそのもの。

2階の入り口の正面の向かって右に撮影コーナー。

七条えんま堂のチラシも置かれていました。

京都市下京区西七条の七条通り沿いに立つ「西七条えんま堂」(正法寺七条別院)は、「十王堂記」によると寛永2年(1625)には既にこの地に前身となる十王堂として存在していたことが知られ、現在では地蔵盆などの仏事や、地域の交流の場として、多くの人々に親しまれています。

このたび「西七繁栄会」と龍谷ミュージアムの連携事業により、えんま堂内の彫刻の調査を行ったところ、閻魔王を含む十王坐像11体が、鎌倉から室町後期にかけて、個別に作られた貴重な文化財であることが判明しました。

この特集展示では、西七条えんま堂の十王坐像および本尊の不動明王立像(鎌倉時代)を寺外で初公開するとともに、十王や閻魔にまつわる彫刻や絵画などの多彩な文化財を展示します。

また、シリーズ展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。

(ちらしより)

そしていつも設置されている「ベゼクリク石窟大回廊復元展示」。

いいものを見せていただきました。