国立博物館の裏の春日大社参道に向かいます。
おん祭りの展示を観ると、奈良の鹿は神鹿であることを思い知らされますね。
お旅所ではなにやら神事が行われています。
今年はおん祭の規模が縮小され、神事をみるための観客席は設置されていません。
通りながらお旅所を見ながら行ったり来たり。
お旅所では何やら撮影が行われているようでした。
飛火野まで歩いてきました。
向こうに見えているのは高円山。
春日大社参道を一の鳥居に向かって戻ります。
途中、KCN(近鉄ケーブルネットワーク)の車が何台も。
帰ってから知る、KCNで生中継していたようです。
一の鳥居のすぐ手前に影向之松(ようごうの松)。
昔、春日大明神が降臨され、萬歳楽を舞われたと伝えられる松で、
能舞台の背後、鏡板に描かれている松のモデルはこの影向之松だそうです。
毎年12月17日の若宮おん祭ではこの前で細男座・田楽座・猿楽座が芸能を披露します。
この儀式は「松の下式」と称し、春日若宮おん祭の重儀とされています。
最初の影向之松は今は無く切り株だけとなっていて、
すぐ後には後継樹が育てられ真っ直ぐに伸びています。
一の鳥居。すぐ向こうに影向之松が見えていますね。
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