ぶらぶら歩いて二条大路を東へ、近鉄奈良駅まで。
東向商店街を南に歩き、途中で左折して興福寺境内へ。
坂を昇り始めると、いつもは再建工事の覆いで覆われていた覆いが取り払われ、丹色の中金堂が見えてきます。
以前「そよご」という喫茶店があった店が「Pamba pipi」という綿菓子屋さんになっていました。
坂をどんどん昇って行くと中金堂が姿を現します。
中金堂の向こうに、東金堂と五重塔。
五重塔と高円山、晴れた空に月。
仮金堂と中金堂。
五重塔と月。
南円堂と百日紅。
南円堂の北側の藤棚に、こんな季節にまだ藤が咲いています。
そして藤の実が垂れ下がっています。
中金堂へ向かおうとしていたら、お遍路さんの集団が歩いてきたのでついてゆきます。
西国三十三所観音霊場である南円堂。
その向かって右前に賓頭盧尊者。
そこに脱皮しようとする蝉。
南円堂前の香炉、その奥に金剛杖。
白衣の背中に「南無大師遍照金剛」菅笠に「同行二人」
黄色い衣をまとった僧侶がやってきました。
みんなでお経をお唱えします。
- 開経偈
- 懺悔文
- 三帰
- 三竟
- 十善戒
- 発菩提心真言
- 三昧耶戒真言
- 般若心経
- 観音経
- 御本尊御真言(ここでは、おんはんどまだらあぼぎゃじゃやていそろそろそわか)
- 光明真言
- 高祖弘法大師御宝号
- 回向文
はい、真言宗仏教系の中学・高校を出ているので、お経の本を見ないでもお唱えできます。
すると、お遍路の方から、なんで何も見ずにお唱えできるのか聞かれました。
解散となった後、自転車でやってきた男性、Tシャツに「西国三十三所」、そして梵字が書かれています。
さて、中金堂を正面から。
五重塔の相輪と松。
東南から中金堂。
若草山と東金堂。
東から中金堂と南円堂。
東から中金堂と北円堂、仮金堂。
中金堂の様子を見に来たのに、
お遍路さんとお坊さんと一緒に南円堂にお参りできたのはラッキーです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます