MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

2月1日生まれのジャズ・マン ジョー・サンプル 渡辺貞夫 ジョシュア・レッドマン 

2025-02-01 22:08:00 | 音楽夜話(ジャズ)
2月1日生まれのジャズ・マン ジョー・サンプル 渡辺貞夫 ジョシュア・レッドマン 






Joe Sample (Piano, Keyboards-Various) was born in Houston, TX, 1939–2014. 生誕86周年 没後11年


「メロディーズ・オヴ・ラブ」彼といえばこの曲1択。メロディーがいいよね。
「初来日公演は1966年、パーシー・フェイスのオーケストラのピアニスト」wiki。
思わぬところにいらしたのですね。クルセイダーズとか、スーパーバンドも経験し、
売れ筋のところにいつもいた。リリカルなピアノラインが特徴。




虹の楽園
https://www.youtube.com/watch?v=LWmFC8SsN0U&list=OLAK5uy_nj4kckx6lRukFRI0KtvcPtieS-Gc4Iku8&index=1




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Sadao Watanabe (Tenor Saxophone) was born in Utsunomiya, Japan in 1933.92歳おめでとう。


日本のジャズの生き字引・体現者。この方の努力には頭が下がる。
日々、ステージに立てるよう鍛錬は欠かさないという。多分、
生涯現役を貫かれるのではないかと思う。そういう逸材は
なかなかいないので、大切に見守りたい。最新作PEACEは23年に収録され24年に発表された。
ここでは、落ち着いたアルトが年輪を感じさせる。バラード集というコンセプトがよくわかるものになっている。




PEACE
https://www.youtube.com/watch?v=dOHVabLkL1w&list=OLAK5uy_kkV6AQBp0MoWlobOSXKZWQd2_TVs3wQrM&index=1
with ラッセル・フェランテ(p)、ベン・ウィリアムズ(b)、竹村一哲 (ds)
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Joshua Redman (Saxophone) was born in Berkeley, CA in 1969. 56歳。


父親は、サックスのデューイ・レッドマン。父親からはミュージシャンになることは
反対されたが自身はその道を目指した。リーダーアルバムは20枚、サイドメンとしても
それくらいの参加アルバムがある。自身のカルテットなども率いていたりするため、
活動はコンスタントにしている。最近のアルバムを聴いてみた。


Long Gone
https://www.youtube.com/watch?v=YcHVXyjaBGY&list=OLAK5uy_ndm0YfatACv8T672qoNm6dCDmlZ-F4rBg&index=1



キース・ジャレット ケルン・コンサート リリースから50年。

2025-02-01 22:04:54 | 音楽夜話(ジャズ)
キース・ジャレット ケルン・コンサート リリースから50年。




1・31 BR-KLASSIK 23:03-0:00


ジャズタイム ジャズアンリミテッド


50年後のケルンコンサートについてラウンド:キース・ジャレットのソロ
「ケルンコンサート」のパートIIbとソロイブニングの一部、
ケルンコンサートの9日後、ブレーメンのコンツェルトハウス
グロッケで1975年2月2日に録音されましたケルンコンサート
の9日後 印象的なスタイルの類似点が見つかる




「ケルンコンサート パート1 - 抜粋」(1975年1月24日より)


「ブレーメンコンサート パート1」(1975年2月2日より)


「ケルンコンサート パート2a - 抜粋」(1975年1月24日より)


「ブレーメンコンサート パート2 - 抜粋」(1975年2月2日より)「


ブレーメンコンサート パート1 - 抜粋」(1975年2月2日より)


「ブレーメンコンサート パート2 - 抜粋」(1975年2月2日より)


「ケルン・コンサート パート2a - 抜粋」(1975年1月24日より)


「ケルン・コンサート パート1 - 抜粋」(1975年1月24日より)


「ケルン・コンサート パート2b」(1975年1月24日より)




「ケルン・コンサート」当時はまだLPしかなかった。
2枚組だったと思うけれど、時々、ターンテーブルに乗せて楽しんでいた。
ジャズ喫茶にこのアルバムがあると、パート2Cをオーダーした。
アンコール・ピースで長くなく、キースを楽しめるからだった。
このコンサート・ピアノは当初ベーゼンドルファー290インペリアルが
用意されるはずだったが、手違いで、小さめのグランド・ピアノであったとのこと。
初めはキャンセルをしていたが、プロモーターの説得があり、
とても、コンサート仕様でないピアノ、キースは体調不良に鞭打って、
ステージに上がり、途中まではピアノの鍵盤の使用域を限っていたと
いう話もある。
しかしながら、録音されたものは、これらのことを乗り越え、
音楽の神が彼を使って演奏させたような、ある意味何かを超えた
アルバムに仕上がっている。


あれから50年。個人的に聴いたのは、発売されてから随分
経ってからだと思うけれど、JAZZでなく即興演奏だという
評論家、これは彼が作曲したもので、ジャズではないというような
意見も当時あった。個人的はどうでもよく、聴いていて瞑想音楽的に
色々思いめぐらすことができ、印象的なフレーズや、音型リズム
などもあり、リピートに値するアルバムであったことが、個人的に
良かった。それでも随分聴くことはなかった。LPを手放してから
CDになり、再度入手したが、初めて聴いたときの感じは取り返せ
なかった。それでCDはお蔵入りになり聴かなくなった。


他に聴きたいものも多かったせいもある。
たまたま、BR-KLASSIKで、特集されていたのを録音し
聴いている。解説のドイツ語はさっぱりなので、音楽を聴く。
ケルン・コンサートの兄弟版というような録音も残っていた
という。それとの比較らしい。


ケルン・コンサートから9日後のブレーメンでのLIVE。
2曲披露されている。内容は、なかなかなものだった。
ケルンと似たようなフレーズ・音型・リズムはあるものの、
同一ではなく、彼の即興演奏のスキルと才能が開花している。
ブレーメン・ローザンヌの1枚目のアルバムがあったけれど、
それを彷彿させるようなところもあった。
彼の作品は当時しぼむことなく、ソロ・コンサートのツァーは
展開され記録は残された。ECMだけでなく、ブレーメンは
当時、地元のラジオ局がコンサートを録音しており、それを
後年アルバム化したらしい。当時は海賊盤で出回っていた
ようだ。2020年にリリースされた。


キースのソロ・アルバムもECMにかなりある。全て聴いたわけでも
なく、ソロがどのように変わっていったか、追うことはしていないものの
75年のものは当時のケルンと同等、残っていてよかった音源の
様に思う。


Keith Jarrett – The Köln Concert [Full Album 1975]
https://www.youtube.com/watch?v=skkiVoI7sBk&t=8s


KEITH JARRETT - The Bremen Concert 1975 [full album]
https://www.youtube.com/watch?v=F1xO8wq-wwM


1杯のコーヒーから

2025-01-31 21:23:01 | 作ってみた。
1杯のコーヒーから




若いころから、コーヒーを飲んでいた。ブラックで飲めるようになってから
随分経つ。市内に炭火焙煎のコーヒー豆を扱う専門店が80年代からあり、
その当時随分お世話になった。ブルー・マウンテンの豆が、サービスカード
集めると交換できた。今では、スペシャルティー・コーヒーに押されて
影もないけれど、今また、コーヒー豆の値段が上がっているという。
よく行く量販店のコーヒー豆店でもちょっと価格が上がった。


一時期スーパーの袋物で過ごしていたが、ペーパー・ドリップで入れても
豆が膨らまない。これは鮮度が落ちているなと思いつつ、それからやめてしまった。


何故か、今またブームが来た。最近グースネックのコーヒーポットを見かける
ようになり、以前の様に高いポットしかなかった時代とは異なり、少し小さめ
ではあるものの、十分機能するグースネックのコーヒーポットを手に入れたので、
そこから火がついて、また、コーヒー豆専門店に行くようになった。


お湯をドリッパーに落とすときのお湯の細さが気に入った。
軽量カップとか、注ぎ口が中途半端なので、多く出てしまうと
抽出に波が出ておいしく仕上がらない。グースネックだと細目で出て、
時間調節もできるので、ゆっくり・素早くがしやすくなり、
仕上がりも安定した。


そこの豆は煎りたて挽きたてだったりするので、鮮度は問題ない。
買ってきてペーパードリップで落とすと、豆は膨らむ。
コーヒーカップ150CCに落とすためには、豆は何グラム必要なのか、
お湯は何CCで淹れる時の温度は・・・。抽出時間は・・・・。
結構始めると理科の実験みたいになるけれど、それに従って淹れる
コーヒーはお店の味に近くなったりして一人で悦に入っている。


【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50-6 ◆ Brad Mehldau/After BachⅡ

2025-01-31 19:20:43 | 音楽夜話(ジャズ)
【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50-6 ◆ Brad Mehldau/After BachⅡ




https://www.arban-mag.com/article/84991




アフター・バッハ2。同タイトルの2作目。メルドーは
何処へ行くのか。ジャズを超えてバッハに至る。
演奏家として音楽家として、ビートルズに対峙して
みたりバッハに対峙してみたり、発露はいろいろあるのかもしれない。
聴き手としては、やはり、ながらでなく、対峙した方がいいのかも
しれない。バッハの平均律と自作のピアノ曲を交えて、アルバム化する。
ノンサッチという、ある意味独特なレーベル感性を持つところから
出ているのも興味深い。どこへ行くのか見守りたい。





辻井伸行(ピアノ)サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団 チャイコフスキー ショパンP協1番 バルトーク

2025-01-31 19:16:20 | 音楽夜話(クラシック)
1.31


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


チャイコフスキー:イタリア風奇想曲 ト長調 op.45
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ソリスト・アンコール
 リスト ラ・カンパネラ
 
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 sz.116






辻井伸行(ピアノ)
サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
2025年1月30日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールから生中継






イタリア風奇想曲はロシアの作曲家がイタリアを取り入れて書くと
こんな感じになりました的な作品。その意味ではロシア的ではない。
リズムも旋律もなにかイタリア情緒があり、いつものチャイコフスキーを
イメージするとなんか違うものを感じる。でも、終楽章はチャイコフスキーの
独断場で、彼の懐から湧いてくるものが詰まった作品に仕上がっている。


今回、辻井伸行氏のショパンの1番。開眼の方の演奏を凌駕するような
勢いで奏される。この方のセンスというか、パッションというか、なにか
音楽に魅せられた世界があるのではないかと思う。ハンデは彼にとっては
あまり関係ないのかもしれない。初めからそうだったから、他を知らないから
ある意味不便を感じないというか、それを武器にしている感もある。
凄い演奏だっだ。 辻井氏が支持されるのもわかる気がする。
会場は演奏が終わっても、彼の熱演におおいに沸いている。




管弦楽のための協奏曲。フィルハーモニア管は実力のある団体なので、
こういう曲も危なげなく弾ききってしまう。イギリス風のイメージはあるけれど、
バルトークだろうが何だろうが大丈夫・不安もない。