MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

路上にて

2019-05-01 13:08:41 | 音楽夜話(FOLK  BLUES  J-POP
路上にて

休日のファッションビルの1階の所で歌っていた。
見覚えのあるアマチュアさん。

ギター抱えて、PAはその路上の別に参加している人のものを
共用しているのかもしれない。何人か回りをかこんで聴いている。
終わると拍手をして次を待っている。私は道路の反対側で信号が
変わるのを待っていた。

その女性のアマチュアさんは歌い終わってMCをしながら、チューニングを
直して、聴衆が1人でも足を止めてもらえるように心を込めて歌って
いるという。もう路上に出てかなりになると思う10年ではきかない
と思うが、年齢的にも若くはない。ホールでのライブも催している。
趣味というには少し違うような気もした。

趣旨のあるライブも時折催している。市内や近郊で歌っている事が多い。
家の都合で、都心部に出ていくことはないのだろう。
一つの事をやり続けるのは大変だ。なにかの望みがありそれを実現させる
為というのならより負荷がかかる。

以前望みは大きく「紅白」といっていた。歌い継がれる曲を作る事が
出来たらという。活動していくことでメジャーを目指すというには、
どこで火がつくかわからないが、大変なことだと思う。
仕事をしながら休みの日にはそれをし続ける。家の事もある。
それでもそれが望みならそれをする。なかなかできない事だ。

信号が変わり横断歩道を渡り、その平場のステージの前を
通った。以前のように、ひとなつこい歌声が聞こえた。

「続けることが大切」といっている様だった。

村治佳織さんの弾く、吉松隆「水色スカラー」

2019-05-01 11:29:31 | 音楽夜話(クラシック)
村治佳織さんの弾く、吉松隆「水色スカラー」

吉松 隆:《水色スカラー》 村治佳織
https://www.youtube.com/watch?v=IR9cR9AY50Q

吉松 隆(作曲家)と山下和仁(g)さんの間で出来た曲が
「Op57 水色スカラー (1993) ギター独奏曲」なのだそうです。
山下氏曰く、吉松氏の作品は弾くのに骨が折れるとか。

村治さんの演奏は以前は全曲UPされていなかったと思うのですが、
最近はありますね。
この曲、どうしても、ラヴェルの「クープランの墓」が想起されて、
どちらの曲も好きなのでいいのですが、吉松氏もなかなかやります。

譜面は出ているらしいのですが、アマチュアの方でも上級クラスなら
チャレンジしているのかもしれません。山下氏曰く「骨が折れるので」、
高嶺の華の曲なのですね。



Emily Remler (g)

2019-05-01 08:28:18 | 音楽夜話(ジャズ)
Emily Remler ‎– Firefly (CONCORD)1981
https://www.youtube.com/watch?v=Ef7uqh_IJ5o&list=RDEf7uqh_IJ5o&start_radio=1

エミリー・レムラー(1957~1990)
アメリカのジャズ・ギタリスト。
ギターを10歳から始めて81年にアルバムデビュー。
学校的にはもし存命なら同級生。生誕62周年。

「ファイア・フライ」蛍。なんかはかない感じもする。
自身の中には黒人男性を持つという。ウエスやらギター
レジェンドを咀嚼したようなキャラを持っていたのかもしれない。

コンコードのデビュー・アルバムは、見たことがある。
遠い目線の20代の彼女がES-330を抱えて写っている。青地の
ジャケットにGIBSONが映える。

デビューに華を添えているのはハンク・ジョーンズのピアノ。
色々なレーベルでプレイしているが、カラーに沿った演奏をしている。
エミリーの意図も良く汲んでいる感じがする。

ドラッグ依存だったという事も言われていた。早すぎる死は緩慢な自殺。
惜しいタレントを亡くしたと気づくときには遅い。

youtubeにもアルバムや、ソロなどの動画が置いてあるので、見てみるのも
いいかもしれない。 

Chicago 「長い夜」(午前4時まで、あと25,6分)

2019-05-01 00:55:36 | 音楽夜話(ロック)
Hear Terry Kath's searing, isolated guitar work on one of Chicago's biggest hits.
テリー・キャスの激しさ、シカゴ最大のヒット曲のひとつである独立したギターの作品を聞く。

「長い夜」(午前4時まで、あと25,6分)シカゴ

ギタープレイヤーWEB記事
https://www.guitarplayer.com/players/hear-terry-kaths-isolated-guitar-from-25-or-6-to-4

元号が変わるとき、なぜか、GUITAR PLAYER WEBの記事を読みながら
シカゴのテリー・キャスのギターソロを聴いていた。
そんな記事なのだ。78年に亡くなるまでに、ビッグ・ヒットを飛ばした
うちの一曲。

中学の頃か、シカゴの彼らのアルバムが出て、ベスト・テン番組にこの曲が
UPされていた。下降進行でギターコードが下がっていく。ブラスが被る。
ブラス・ロックが流行った時期だった。

チェイスの「黒い炎」も流行った。


記事の「ストリップ・ミックス」はブラスとコーラスとリードヴォーカルと
キャスのギター。オブリガートとソロ部分も含む。
トラックで分けて取りだせるマルチ録音だ。だからこのような、聴き方が
出来るのかもしれないが、下のトラックは、「インストルメンタル」で、
いわゆるカラオケ。リード・ヴォーカルやコーラス部分が抜いてある。
この人の演奏を聴いてると、なぜかロイ・ブキャナンを思い出した。
スタイルは似てないかもしれないけど、なぜか、記憶をかすめている。
この演奏はテレキャスを使っている。ブキャナンもテレキャスだったと思う。
そんな繋がりなのかもしれないけど。全くの妄想。

エンディングのブラスが独特でマイナー・モードを一掃してしまう。
キャスのギターソロもそこではブラスに曲のイメージを消されるのだけれど、
あのブルースティックなソロは、彼なりのものだ。

最近は3時半過ぎまで起きていることはない。悩んで寝られないことも
おかげさまで無い。「長い夜」を迎えることは、最近亡くなったなぁ。