MOBU'S MUSIC MAZE

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『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』見に行った。

2020-12-13 17:14:53 | 音楽夜話(ジャズ)
『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』見に行った。


吉祥寺や渋谷はコロナ禍で、なかなかなっつのOKが
出なかった。もし全国行脚しなかったら・・・、という
心配はあったものの、市内で上映してくれるなんてもう涙(笑)。


「12月13日
厚木KIKI 12:10の回満座席でした。ありがとうございます。
#ジャズ喫茶ベイシー
引用ツイート」ツイッターより。


満席だったんだ。多分1/2は座席カットだから、夜の部は
そうはいかないかもしれないし、平日はすくないかも。
でも、年齢層は若者中年シニアとまったり集まってきていた。
ベイシーはそれ程有名。日本全国に600店くらいあるジャズ喫茶
勝ち目のない商売だけれど、根強く生き残る。


以前も書いたけれど、一度は訪れたいところだったので、
行ってみた。オーディオは趣味で、お金ないので、廉価版
オーディオで楽しんでいた。
高級で民生仕様でなく、プロ仕様の機材を使い、それをとことん
チューニングし、使い倒して音楽を聴かせる。


ここがポイント。レコードの中にある情報を引き出し、演奏家の
音楽を聴かせる所にレコード演奏家の醍醐味がある。
そのためのJBLだった。音響でない。


彼は、映画の最初にJBLは眼中になく、イギリスのスピーカーの方を
評価していた。


私はヨーロッパのオーディオは音楽的センスが先で、音響(物理特性)より、
音楽がそこで鳴ってることをよしとしているようなところがあり、
ロジャースのブックシェルフの方が、音楽的鳴り方をするのではと
思っていた時期も個人的にあった。


しかしベイシーの音は次元もなにも超えて凄かったのを
覚えている。ステレオの醍醐味でそこに歌手が歌っている
のが見える感じかするというのはここで初めて体験した。


カッコいいレコード演奏を目指している。
まさに、それなのではないかと思う。
機械は古くても、カッコいい演奏ができなくては意味がない。
という。このポリシーがオーナーを突き動かしていて、
多分これからも店が続く限り続いていくのだろうと思う。

誰もがまねしてできるものではない。
だから人が集まり、生き残っているのだろうと思う。
ここのかわりになるところは、今のところどこにもない。


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