MoiMoi。のココデハナイ ドコカ。               

「この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」by ダイアン・アーバス。   

ニヒルで思い出す俳優、この人以外にいない。

2008-03-28 | コラム
リチャード・ウィドマークが好きだったのは、吹き替えしていた大塚周夫さんの声が、よかったからって事もあると思う。(ウィドマークの実際の声も大周さんとそっくりだったけど)

声って大事と最初に教えてくれた俳優、リチャード・ウィドマークが亡くなった。93歳。

実は2~3ヶ月前にネットでウィドマークの事を調べていたら亡くなったってネットに書き込みあったので、さっき記事見た時「えっ?」って思った。

子どもの頃、よくテレビで彼の映画を見たが、映画館で観たのは「刑事マディガン」だけかもしれない。

この映画の監督、ドン・シーゲルは、この後「マンハッタン無宿」を作り「ダーティハリー」とつながっていく。


ウィドマークの初期の映画の日本語タイトル見ると、群盗、情無用、野獣、暗黒、地獄など、なんとも不気味なタイトルが多い。

だから彼もこわーい顔している、、、訳ではない。所謂ニヒル(死語か?)と言うやつです。無表情。冷たい感じがするけどホントは冷たくない。笑っても目は笑ってない。だけど、どこか哀愁漂う顔とでもいいましょーか。(映画観て!)


おそらくオイラがニヒルと言う言葉を初めて知ったのはウィドマークからだと思う。

この言葉は彼の為にあるよーなもんだとむかーしから思っております。

以前オイラもニヒルを目指しましたが疲れるので辞めました。


現在の俳優で言うとエド・ハリスがウィドマークに似ているかな?。

マリリン・モンローと共演した『ノックは無用』はこの前テレビで放映された時久しぶりに観た。

そんなウィドマーク、アカデミー賞はデビュー作でノミネートされただけで、貰っていない。

NHKBSあたりで追悼放映してくれ。

(今、ウィキペディアでエド・ハリスの項目読んでいたら、奥さん、エイミー・マディガンって言う人なんだね。ウィドマークとはマディガンでつながっておりました。)



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