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我が家のカレンダー
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昨年末にモカママが友人から頂いた
二十四節気や旧暦
誕生花などが載っていて
情報満載のカレンダーです
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一昨日は暦の上では「大寒」
暦は古代中国で生まれ
朝鮮半島を通じて日本に伝わり
飛鳥時代の推古12年(604年)に
日本初の暦が作成されたと
伝えられています
この頃は、月の周期から表された
太陰暦という暦でしたが
現代の日本では
地球の公転周期である
365日(4年毎に366日)
を1年とした太陽暦が採用されています
農作業の目安として生まれた暦
季節には春、夏、秋、冬の四季があり
さらに、それぞれ6節気(1年を15日毎)
に分けて季節の移り変わりを表した
二十四節気という表し方があります
(画像はネットからお借りしました)
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大寒(今年は20日)もその中の一つで
冬の最後の節気です
更に、もっと細かく二十四節気の
1節気毎に三侯の季節感(1年を5日毎)
で表した
七十二侯という表現もあります
これらは全て古代中国で表された
農耕にまつわる季節感ですが
その後、七十二侯については
日本の実情にあった
独自の季節感の言葉に改定されて
今に至っているそうです
大寒にも
第七十侯
款冬華(ふきのはなさく)
1月20日〜24日頃
款冬とは蕗の事で
黄色いフキの花が咲き始める頃の事
(画像は昨年のものです)
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第七十一侯
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
1月25日〜29日頃
厳しい寒さで沢を流れる水に
厚く氷が張り詰める頃の事
(画像はネットからお借りしました)
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第七十二侯
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
1月30日〜2月3日頃
春の訪れを感じたニワトリが
卵を産むために小屋に籠る時期の頃の事
「とや」とは鶏小屋の事で
「乳」とは卵を産むという事だそうです
(画像はネットからお借りしました)
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七十二侯、最後の侯の時期となる
節分が過ぎると立春となり
冬の寒さが峠を越えて
ゆっくりと春の訪れを予感させる
農耕暦の、一年が始まります
寒さが続く最中
1週間前に蕾が割れて
ピンクの花びらを覗かせたバラ
その後は動きが鈍く、固く閉じたまま
ジーッと寒さを耐え忍んでいる感じです
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ミモザも蕾をつけていますが
まだ固く、暖かな春の陽射しを待って
寒さに耐えています
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キンセンカは、この寒さの中でも
健気にビタミンカラーを放ち
モノトーンの冬景色を明るくしています
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寒さに強い葉牡丹も、色を添えています
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ハツユキカズラも淡い色合いで
脇役を演じています
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温室の中では
シャコバサボテンが
再び蕾をつけ始めています
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サンパラソルも
夏の勢いはありませんが
数個蕾を膨らませています
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ブーゲンビリアは
春から絶えることなく咲き続けています
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ランタナも、温室に移動して
2度咲きしてくれました
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リビングではミニ胡蝶蘭が
蕾を膨らましています
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その他、木々の芽や
土の中から少しだけ芽を出し始めた
花達もあり
呼び名からして「大寒」という
凍りつくような環境の中でも
じーっと耐えてこそ
水温む季節を迎える頃には
一段と美しい花や、芳しい香りで
いっぱいにしてくれます
最近は、少しずつ季節の変わり目に
変化の兆しが見受けられますが
この、カレンダーを見て
先人達が残してくれた
この日本の美しい四季の
繊細な表現を楽しみたいと思います
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大寒に入っても
思ったよりも寒くはなく
昨日も雪ではなく
しとしと雨が降っていました
雨の日はモカも
余り積極的には散歩に行きたがりません
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縁側から外を眺めて雨を確認すると
クレートやソファーでくつろぎ始めます
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こちらも余り積極的でない事を察して
阿吽の呼吸で、くつろいでいます
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お陰で、のんびり過ごせた
雨の日の1日でした
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今日は朝から気持ちよく晴れて
気温も今現在13℃
朝の散歩は少し長めに歩いたので
少し汗ばむほどでした
能登地方も
少しでも穏やかな天気が続きますように
それでは、また