みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 ここではない何処か

2016-11-16 16:08:57 | 日記
ここから出ていこう、と決めたらなんだか気が抜けた。涙がポタポタ流れた。悲しいんじゃない。安心したのだ。もう神様も探さなくて済む。とはいえ、まだお金はたまってないし、仕事も目処はたっていない。でも一人になれる嬉しさが勝った。母親を始め、優しさに報えない自分を恥じたが、人目を憚らず泣ける、昔みたいに好きなときにお酒を呑んでタバコを吸って、たまに冷たい床で眠って・・。と考えたら安心したのだ。お金もないのに老後どうするの?あんたはタトゥーが入ってるからどうせ結婚もできないよ、と言う母親の言葉も今は遠い。実際大変だろう、寂しいだろう。だけどこのままじゃだめになる。と思う。もっと早く気がつけばよかった。あたしはここから出ていける。ふと、頭にあたし死ぬのかな?と過った。母親があたしをこの世に繋ぎ止めていた気がする。家を出たら二度と帰らない。帰れない。あたしを繋ぎ止めるものがない。仕事見つからなくてご飯食べられなくなったらあたし死ぬのかな?流れる走馬灯は優しくなった。死にたいわけじゃない。ただ、もう縛るものがないのだ。いざとなったら、って考える。死なずに一人で一からやり直したい。それが理想。でも現実はそんなに優しくはないのも知っている。一人より家族を・ ・。それは無理だった。残念なことだ。仕方ない。とりあえず早くここから出ていきたい。