行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

金子大栄師の言葉

2016年04月12日 | 親鸞・歎異抄・浄土真宗
人と生まれた悲しみを知らないものは 人と生まれた喜びを知らない


                  

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怒りをしずめよう

2016年04月08日 | 禅の心
インターネットでは、汚い言葉で満ちあふれておる。

人々の憎しみや嫉妬、怒りで満ちておる。

人の足を引っ張り、人の不幸を願い、人を呪っておる。

中にはお坊さんという職業の人もそうじゃからタチが悪いんじゃ。

平和で、争わず、穏やかに生きることを説くのがお坊さんではないのか。

毒をまき散らすお坊さんが少なからずいるのは驚きじゃ。

攻撃的になるのはやめようではないか。

心穏やかに生きようではないか。

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山田無文老師の詩

2016年04月05日 | 禅の心
水のごとく よどみなく
さらさらと 流れたい。
どんな良いことがあっても、
どんな悪いことがあっても、
うしろをふり向かずに、
前へ前へ、
さらさらと流れたい。
左右の岸にどんな美しい花が
咲いておっても、
どんなに楽しく小鳥が
鳴いておっても、
その美しさをほめながら、
その楽しさをよろこびながら、
足ぶみせずに流れよう。
流れる水は凍らぬとか。
流れる水は腐らぬとか。
それが生きておると
いうことであろう。
田畑をうるおし、
草木を養い、
魚を育てながら、
決して高きを望まず、
低い方へ低い方へ、
水の流れる如く、
わたくしも流れたい。

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朝比奈宗源老師の言葉

2016年04月01日 | 禅の心
 われわれは良いことをした時だけ仏心の光だと思うがそうじゃない。本当は、仏心からいうと、全部良いんだ。
 だからどんな失敗をしたって、われわれはこの仏心という根源からはずれることがない。
また、どんな良いことをしたってほかの人を他所へ放り出して、自分だけそこに入るなんていうわけにはいきはしない。
「蝦踊れども斗をいでず」という言葉がある。蝦は海老です。蝦が桶の中でいくら跳ねても、やがて落ちれば同じ桶の中へはいる。
人間は、仏心の中で生まれ仏心の中に住み仏心の中で息を引き取る。生まれる前も仏心、生きている間も仏心、死後も仏心、
絶対に仏心からは離れませんよと、私がいうのもそこです。

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