行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

誘惑に負けない

2021年02月26日 | 法句経
こころはふるい立ち、思いつつましく、行ないは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法(のり)にしたがって生き、つとめはげむ人は、名声が高まる。(中村元訳『法句経24』)名声などはどうでもいいが、誠実に生きていこう

思慮ある人は、奮い立ち、努め励み、自制・克己によって、激流もおし流すことのできない島をつくれ。(中村元訳『法句経25』)誘惑や依存に負けない自分をつくろう

智慧乏しき愚かな人々は放逸にふける。しかし心ある人は、最上の財宝(たから)をまもるように、つとめはげむのをまもる。(中村元訳『法句経26』)人生は短い。有意義に生きよう。

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毎日を丁寧に生きよう

2021年02月23日 | 法句経
つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、死者のごとくである。(中村元訳『法句経21』)マイペースでいいから自分のやるべきことをやっていこう

このことをはっきりと知って、つとめはげみを能(よ)く知る人々は、つとめはげみを喜び、聖者たちの境地をたのしむ。(中村元訳『法句経22』)毎日、丁寧に生きていこう。

(道に)思いをこらし、堪え忍ぶことつよく、つねに健(たけ)く奮励する、思慮ある人々は、安らぎに達する。これは無上の幸せである。(中村元訳『法句経23』)自己をみつめて正しく考えていくことはよりよい人生の第一歩

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悪いことしないで 良いことをしよう

2021年02月19日 | 法句経
悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。かれは、自分の行為が汚れているのを見て、憂え、悩む。(中村元訳『法句経』15)隠し事や後ろめたいことを持って生きるのは心が疲れ、健康にも悪い


悪いことをなす者は、この世で悔いに悩み、来世でも悔いに悩み、ふたつのところで悔いに悩む。「わたくしは悪いことをしました」といって悔いに悩み、苦難のところ(=地獄など)におもむいて(罪のむくいを受けて)さらに悩む。 (中村元訳『法句経17』)誰も見ていなくても自分の中のもう一人のジブンはちゃんと見ている

たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。─牛飼いが他人の牛を数えているように。かれは修行者の部類には入らない。 (中村元訳『法句経19』)知識を生かす実践を

たとえためになることを少ししか語らないにしても、理法にしたがって実践し、情欲と怒りと迷妄とを捨てて、正しく気をつけていて、心が解脱して、執著することの無い人は、修行者の部類に入る。 (中村元訳『法句経20』)知っていてもやらなければ意味がない。






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錆は鉄から出て鉄を滅ぼす

2021年02月16日 | 法句経
屋根を粗雑に葺(ふ)いてある家には雨が漏れ入るように、心を修養してないならば、情欲が心に侵入する。(中村元訳『法句経13』)サビは鉄から出て鉄を滅ぼす

屋根をよく葺(ふ)いてある家には雨の漏れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、情欲の侵入することが無い。(中村元訳『法句経14』)南無阿弥陀仏

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睡眠 食事 適度な運動

2021年02月12日 | 法句経
この世のものを浄らかだと思いなして暮し、(眼などの)感官を抑制せず、食事の節度を知らず、怠けて勤めない者は、悪魔にうちひしがれる。弱い樹木が風に倒されるように。(中村元訳『法句経』7)

この世のものを不浄であると思いなして暮し、(眼などの)感官をよく抑制し、食事の節度を知り、信念あり、勤めはげむ者は、悪魔にうちひしがれない。岩山が風にゆるがないように。(中村元訳『法句経』8)


ぐうたら生活はあとで後悔する

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