行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝禅話集(32)

2018年12月11日 | 仏の心
〇「苦」とは「思うようにならない」こと。人生、思い通りにならないことの連続なんじゃ。

〇穏やかな性格は強運を呼ぶ。

〇憎しみからは何も生まれないよ。

〇憎しみからは何も生まれないと言うと、「身近な人を殺された人はどうするんだ」と反論する人がいる。答えは一つではないよ。相手によって答えは変わるが、そういう場合でなかったら、憎しみはなくした方がええよ。

〇宗教の価値観は、社会の価値観と違うから救われるんじゃよ。

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烏鷺滝禅話集(31)

2018年12月07日 | 仏の心
〇「立場の弱い人をイタワル」というのは、上から目線のような気がするんじゃ。イタワルんじゃのうて、普通に慈愛をもって接することが大事じゃないんかの。

〇他人に説教したところで、煙たがられるだけじゃ。仏とは、あくまでも自分に向けたものなんじゃよ。

〇若者が郷土芸能に熱狂するのは良いことじゃが、芸だけでのうて、みんな普段の行いを見とるけえの。恥ずかしゅうないようにの。

〇人間関係に悩んでいるとき、自分の心の中を点検してみると、解決できることがあるよ。相手が自分につらく当たる時、大概こちらも相手につらく当たっているんじゃ。

〇「悪いヤツの相手などしんさんな」と言う人がおるが、悪いヤツを救うのは、禅者、念仏者の役目じゃあ思うんよ。

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烏鷺滝禅話集(30)

2018年12月04日 | 仏の心
〇慈悲があってこそ仏

〇人生の苦しみを無くすことはできないかもしれんが、苦しみと向き合って苦しみに馴れることはできるぞ

〇若者の苦しみの多くは「個人を尊重する」ことと、「自我を大きくする」ことを取り違えていることによるものではないのかの

〇自我が風船のように大きく膨らんでいくと、傷つきやすくなって、それを補うために攻撃的になる。そして最後には風船のように破裂してしまうのじゃ

〇差別やイジメは、差別やイジメを受ける側ではなく、差別やイジメをする側の問題なんじゃ

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