心の旅路

フライロッド片手に心の川を旅するへなちょこフライマンのブログ。

リキッドフロータント

2009-11-03 03:15:48 | フライ用品

ドライフライの釣りしか出来ない自分にとって”如何にフライを浮かせるか”は、とても重要であります。
勿論”ただ浮いてさえいれば良い”とゆ~物でもありません・・・何処かで聞いたような

そんな訳でお気に入りなのがDry.Dip.SUPER、kty3、Super.DryFly.Solutionの三つです。
その中でもSuper.DryFly.Solutionは軽いプラスチック容器で価格も安く重宝していたのですが自宅から一番近い量販店が取り扱いをやめてしまい価格の高い上記の二点を買っていました。

漁期も終わり”天高く物欲に走る秋”とはいえ高価なレインウエアを新調出来そうにないので防水効果の落ちたSIMMSのインベストジャケットに防水処理をしていた時に既視感ならぬ既臭感?を覚えました。
以前、ガラスコーティング剤や防水スプレーをフロータントとして使えないものかと試してみたが何れも市販されているフロータントと比べるべくも無かったがその臭いとは違うフロータントの臭いだ
早速、未使用のフライを取り出し一方のフライにフロータントで処理、もう一方のフライには防水スプレー(大商事製)で処理をして水を入れた小瓶に浮かべてみると・・・全然ダメじゃんフロータントの方はちゃんと浮いてるのに防水スプレーの方は気泡を纏ってはいるもののソッコーで沈みました。

う~ん、やはりダメだったか・・・いや、この臭いは確かにフロータントのものだ成分表示は第一石油類、フッ素樹脂とあった。
浮力の鍵はフッ素樹脂か、ググってみたらとあるブログに既に同じことをやっている人がいたので”ラッキー”と思いながら読んでみると・・・使用している防水スプレーで処理をしたら”フック単体だけで水に浮きます”とあったのだが、一円玉でも表面張力で水に浮くのに、細軸のフックなんか余裕では?と思い試したらやはり何も処理をせず水面にゆっくり乗せさえすれば浮きます
そのブログで使用していた防水スプレー(Hekel製)を試してみましたが市販のフロータントに及びませんでした。

しかし、探した甲斐あってトップに貼った写真の物は自分の行った実験では、上記の市販のフロータントと遜色ない浮力を有しており、ドライシェイクパウダーとの相性も抜群な上に420mlもあるので当分はリキッドフロータントを買わなくて済みそうです

追記 Mucilin DryFly Siliconeを少量混ぜると浮力が持続します。