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moon

通勤読書 174

「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」三上延

栞子さんのシリーズ3作目。

おおっ、本命の謎に踏み込むか!という終わり方で
非常に面白い。

個人的には賢治も良い、賢治は素晴らしく良いのだけれど、
大好きなのだけれど
今回は2話目の
「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」が
心にぐわぁーっと押し寄せてきた。
何度も「それ、チェブラーシカだから」と心の中で言う。
いや、声にだしていたかも。
いいお話だった。ほんとにいいお話だった。
娘という立場でも、母親という立場でも
どちらでも、心に波が押し寄せてくる。
愛しているとなぜ言えないのだろうか。
苦しくて、切なくて、優しい、
お話だった。



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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
三上延
アスキー・メディアワークス







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コメント一覧

u-mi
そうですね
特別な感じはしないけど、
なんだかスペシャルで。

自然に話が始まっていくのは
入りやすいです。
根無し草
そうそう
こういう古書店に限らず、店員と客の会話から事件が
始まって解決するのって面白いですね。

柴田よしきの『ふたたびの虹』、『竜の涙―ばんざい屋の夜』
はおばんざい屋。
北森鴻の香菜里屋シリーズはビア・バーですが、
どちらもとても面白いですよ。
u-mi
今が旬
ということですね。
根無し草
ビブリアに
影響与えたという紀田順一郎の『 古書収集十番勝負』
や『古本屋探偵』なんかも古い作品ですけど、面白い
ですしね。
『古書収集十番勝負』は去年新装版が出たんですが、
表紙イラストが加藤木茉莉さんで、二人いる男の
右側がクワコーそっくりで笑ってしまいました(笑)

このご時勢売れるモノは売れるうちにって事でしょう。
u-mi
すごく
売れてますね。

古書流行りですね、なんだか。
いろんな本がでてるようで。。。

『蒼林堂古書店へようこそ』もメモしておきます。
根無し草
一作目が
新しいカバー付きで出てますね。
おくりつきを見ると24刷になってました。
3は初版の部数が多かったせいか、探せばまだ
初版があるはず。

乾くるみの『蒼林堂古書店へようこそ』も
読んで下さい。
これはすごく読みやすいので(笑)
uーmi
作品選び
大変でしょうね。

本にまつわるお話が面白くても
ストーリーに絡ませられないと作品としては成り立たないし。
次作が楽しみです。
根無し草
2作目から
あまり出てこなかった妹も陰で重要な役割してますね。

次はどうくるのだろう???

毎回思いますが、取り上げる古本のチョイスが大変
だと思うんですけど、取り敢えず年末が楽しみです。
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