阪神大震災から今日で19年。
もはや歴史。
普通に仕事をしていれば
特に話題になることもなく、
昼間の関西ローカルテレビの特集を見ることもなく
中学生の娘は学校で震災の追悼集会をするけれど
高校生はそんなこともなく。
19年前、確かにあったことなのに
街にはもうその気配は薄く
空き地を見ても、空き地だとしか思わず
震災で空き地になったとは気付かない。
街は新しくなる。
10代から20代を過ごした街は姿を変える。
いつの間にか住んでいる人も世代交代する。
そりゃそうだ、19年だもの。
ちょっとそれが、なんというのか
取り残されたような気分にもなる。
だけど、
西宮は震災後に人口が増えたとても数少ない街。
若いファミリー層を中心に子どもの数が増えたそう。
たくさんにマンションや家が建ち、
にぎやかになる。
素敵なことだ、とても素敵なことだ。
ここで暮らす人が
長く、長く暮らせますように。
子どもの声が
たくさん、たくさん響き渡りますように。
そして、震災の記憶は
憶えているいる人が、思い出した時に
何んとなく話す。
そういうことで伝わっていくと信じている。
多くの人が多くの教訓を残してくれたのだから。
