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moon

去年の話、パーティ、パーティ その5

遅々として話は進んでいないが、そろそろ、ダンス話を盛り上げていこう。

動画を見ながらたまに練習、速度には慣れてきた。
良き良き。

お稽古日は11月20日。
私は、最初にして、最後のリアルお稽古日である。

その前にランチをするという話があり、
ほとんどの人が他の曜日からの参加と聞いており、
日曜は私ひとり。

これはランチから参加して、
ちょっとでもお話しておくべきであろう。
お洒落なお店でイタリアンのランチをいただく。
この後、踊らないのであればワインもいただきたいくらいである。

食はさておき、お稽古お稽古。

ビルの一室が貸スタジオになっており、
鏡張りでダンスの練習にはもってこいである。
今ってこんなところがあるんだねぇ。

暗証番号で鍵BOXをあけて、その鍵で扉を開ける。ゲームみたいだ。

着替える人は着替えて、
一回合わせましょう、となりました。

私は後ろの端っこでダ
ンスお得意の先生役の生徒さんを盗み見するポジション確保。

ま、見ながらなら何とかなる感じかなぁと思いつつ。
みんなで踊ると楽しい!というのが感想だった。

一回通した後に、先生役の生徒さんに言われる。
「踊り、やってました?やってましたよね」
わーい、褒められたたぁ。

あとは、フリをちゃんと覚えるべきと反省。

短歌の先生は、本当に一生懸命だった。
もう一度、もう一度、とわからないところを何度も練習。
先生役の生徒さんはその都度、「せんせい、ここは軽ーい感じです」とか
なんとか、これまた、一生懸命。

短歌の先生にダンスを教える先生役の生徒。
ややこしいがめちゃ頑張ってた。

わたしは、短歌の先生のダンスを見たときに
「まじかぁ、先生にも苦手なもんがあったんやなぁ」と思ってちょっと安心した。

みんなが、先生頑張れって感じで、
正直、めちゃくちゃ面白かった。

踊りながらも、どのみち、6人で踊っても、みんなが見たいのは
短歌の先生なので、私はお気楽だわぁと楽しむのみな気分になっていたのも事実。

やっぱり、短歌の先生がセンターでしょうって全員一致の意見だったけど、
短歌の先生は「センターで先生役の生徒さんの踊りを見ながら踊れないは無理です!」と
きっぱりおっしゃったため、
V字型のフォーメーションでいくことに。

これなら振りが完璧な二人が前にいて、
みんなも安心。私も安心。

ということで、当日、30分前集合して
音合わせを兼ねて最後の練習をしましょうとして解散。

私は当日まで
「恋するフォーチュンクッキー」が頭の中をぐるぐるすることになった。


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