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moon

通勤読書 34

「阪急電車」有川 浩

身近な題材だ。私の住む街を走る電車。
小説のなかに出てくる駅も学校も図書館も
思い浮かべることができる。

電車に乗って降りて行く人達。
それは全然知らない人であり、私自身。

殺人も魔法もサスペンスもファンタジーもないけれど、
日常はこんなにも輝いたり澱んだりする。毎日毎日。

いわゆる神戸と大阪に挟まれた阪神間と
言われるところに住んで20年以上たつ。
でも、私は、いまだに、たまたまここに来た人、
のような感覚で暮らしている。
多分、ここで生まれ育った我が子よりずっとお客様。

神戸に帰りたいようと至近距離で思う。

だけど、この本読んで、いいとこじゃん!と思った。
私が暮らす街は
たくさんの人とたくさんの思いが溢れる生きた街だ。

そこで、私は生きている。
我が子達はどの街で、どの場所で恋を始めるのだろうか。

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