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moon

通勤読書733 少年よ、いろいろ抱け

「ブラック・ジャック・キッド」 久保寺健彦

少年はブラック・ジャックになりたかった。
みたいに、でなくそのものになりたかったのだ。
服装も髪型もメス投げもそして黒いマントも。。

ブラック・ジャックはあまりにも有名な漫画だ。

少年の日々は面白いばかりではない
痛かったり、辛かったり、親と別れたりする。
やがて少年は少年でなくなる時がやってくる。
いろんな人や漫画や小説と出会う。

少年のおもしろ切ない感じがとてもよく現されていた。

眼鏡をとると美少女の泉ちゃんが
「君はブラック・ジャックにはなれないよ。
手塚治虫はブラック・ジャックになれるけどね。
ならないとブラック・ジャックを描けない」というのは
なるほどぉである。

単行本の装幀がブラックジャック走りでかわいい。

面白かったぁ、ありがとう

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ブラック・ジャック・キッド (新潮文庫)
久保寺健彦
新潮社

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コメント一覧

u-mi
threeさんこんばんは
少年の日々も大変ですね(^^)私でさえ、読んだことのあるブラック・ジャックっていうのがよかったです。

「盤上の向日葵」オススメですよ。「盤上のアルファ」も読んでみますね~
three
http://threesnovel.blog.shinobi.jp/
こんばんは。

この本は人からオススメされて読んだのですが、u-miさんにもお読みいただけて嬉しいです。ヒーローに憧れる小学生の男の子は、何も考えていないようで色々と悩むことがあって、日々成長しているんだなぁと。

柚月裕子さんの「盤上の向日葵」が気になりました。
u-miさんのブログで紹介されているそれ以外の作品も参考にさせてもらっています。
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