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moon

通勤読書 553 お手紙書いて

「ツバキ文具店」小川糸

先代から引き継いだ、
古い家で営む文具店。そして代書屋。
場所は鎌倉。

観光客とは一線をひいた
地元民の主人公ポッポちゃん。

この感じはやや苦手なタイプだ、
と読み始めは思ったのだ。

主人公が完璧すぎる、
お洒落過ぎる。

参ったなぁと思っていると、
ポッポちゃんは、
元ガングロのコギャルで、
祖母との折り合いが悪くて
そのことを後悔していて、
大人になって祖母にに叩き込まれた字を書くことで生きていて、
祖母の心の中がつづられた手紙を見て
いろいろ考えちゃう。

いいなぁ、人間ぽいなぁ。

全然由緒正しくないし。

古い手紙を供養するときに焚火と勘違いしたバーバラ夫人といろんなものを
アルミホイルに包んで焼いちゃう適当さ、好きです。
大好きです。人間らしくて大好き。

数々のお手紙も文具のお話も楽しかった。

ポッポちゃんに幸多かれ!!!

 

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