久しぶりに読む村上春樹だったので短編集「東京奇譚集」で
リハビリ読書をした。
短編集なのでTHE村上春樹なものから意外な村上春樹もあった。
面白かった。
そしていよいよ
「海辺のカフカ」
長い長い話だったけれど飽きる事なく読めた。
でも、難しかった。
繰り返しても、自分なりであっても、理解するのが難しいところが
いくつもでてきた。
世の中に大島さんや佐伯さんやカフカ少年のように
あんな会話をする人がホントにいるんだろうか。
きっと近い人はいるんだろうな、私の周りには居ないけれど。
もちろん、私もそうじゃない。
かといって、タナカさんでもない。
タナカさんはまた、これ素敵。神のようであった。
ある意味、神なのかも。
怒りという感情を表したのはたったの1回だった。スゴイ。
とにかく、久しぶりに難しくて、面白い小説だった。
んー、ノーベル文学賞候補になった作家は違いますなぁ。
外国でも人気の小説と裏表紙に書いてあったけれど
頷けるなぁ、なんだか。大陸的な感じだもの。
「人生はメタファーだよ」
うーっ、メタファー過ぎてわからん。。。
多分おそらくきっと、映像化される事はないだろうけれど
タナカさんはイッセー尾形、大島さんは堺雅人にやってほしい。
とりあえず、なんだか二人をイメージしながら読んでいた。
さて、次はなんにしようかなー
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