「空にピース」藤岡陽子
”公立小学校教諭のひかりは、都内の赴任先で衝撃を受ける。
立ち歩き、暴力、通じない日本語……。強くならなければ、子どもたちは守れない。”
子育てしてる頃に、
ベテランでとても頼もしい先生だと思っていた先生が
次の学年の生徒や親とは合わなかったようで
2学期から休職された、ということがあった。
今、この時代に教師になる、なりたい人って
貴重だなぁと思っていてこういう話は大体しんどい。
子どもたちを取り巻く
大人都合の環境がやっぱりしんどかった。
それでも、子どもの一人一人と向かい合おうとするひかりは偉い。
子どもたちが掴む未来に幸あれと願って本を閉じた。