「檸檬先生」珠川こおり
すでに決まっている結末に向かって物語はただただ進む。
苦しい。
【共感覚】の少年と中学3年生の檸檬先生。
最初の少年の家庭環境や
人間関係が苦しくて苦しくて、
檸檬先生がてくれて良かったと思ったけれど
檸檬先生も檸檬先生で苦しくて苦しくて。
色彩豊かだけれど苦しい話だった。
著者は18歳。
【小説現代長編新人賞、史上最年少受賞!
十八歳の作家が放つ、鮮烈なデビュー作。】
そうですかぁ。
ただ、好きなタイプの話かと言われたら
そうじゃないなぁ。
文章も好みではない。
しかし、18歳ということにビビッてしまう私。