「幕が上がる」平田オリザ
高校生の魅力がたくさん詰まった話。
たとえば、それが、音楽でも美術でもスポーツでも
同じことのような気もする。
要するに彼らは眩しい。
どんなに遠くに行っても、果てには行けない
どんなに近くても人は一人。
だけど、一緒にいる。
こんな話、難しすぎて高校生に理解できるのだろうか
と、思う人がいるなら
わかっていないのはテメェだと言いたい。
高校生は、大人が思っている以上に
複雑で、深くて、
そして、素直。
だから、眩しい。
そして、私は映画館にむかう。
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