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moon

通勤読書 44

          「青空の卵」 坂木 司

息子がいい本だと言ったので、私が読んだ「もしドラ」と交換する。

彼の好きそうな話であった。
引きこもり、というか、引きこもり気味な青年と
彼と友達になりたかった青年の
ちょっとした推理の話。

引きこもり気味っていうのがポイント。
人は案外、
心がぎりぎりの崖っぷちで生きている人は多いと思う。
なので引きこもり気味の鳥井青年は
特別なようで、人の中に必ず存在する部分でもある。

気の強そうな女性も、粋な老人も、
素直な子どもも、登場人物はみないそうな人だ。

楽しく読んだ。
坂木くんと鳥井くんが大人になるのを
見届けたいような気持ちになった。

大人になることを考え、
幸せになることを考え、
子供であったときのことを考え、
親であることを考える。

ナイスチョイス面白かったよ、息子。
ありがとう。

「もしドラ」は彼にとっては
いろんな話をつなぎ合わせた、
久々の「クソ面白くない本」、であったらしい。
解説本だからね。。。あれ。

 

 

 

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コメント一覧

u-mi
こんばんは
ようこそ、ようこそ。
是非、是非2冊とも読みます。
そのときは、また
コメントくださいね。
根無し草
はじめまして
青空の卵で検索していると辿り着いてしまいました(笑)

よければ続編の『子羊の巣』、『動物園の鳥』もお読み下さい。

この作家さんのは殆どの作品同士微妙にリンク
しており、面白いです。

ではでは・・・
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